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三菱自動車、新型コンパクトSUV「エクスフォース」インドネシアから輸出開始

2024年2月5日 発表

三菱自動車が新型コンパクトSUV「エクスフォース」をインドネシアから輸出開始

 三菱自動車工業は2月5日、インドネシア共和国の乗用車生産拠点MMKI(ミツビシ・モータース・クラマ・ユダ・インドネシア、所在地:西ジャワ州ブカシ県)で生産する新型コンパクトSUV「エクスフォース」の輸出を開始したと発表した。

 現在、MMKIでは「パジェロスポーツ」「エクスパンダー」「エクスパンダー クロス」「コルト L300」「ミニキャブEV(現地名:L100 EV)」を生産。今回、輸出を開始するエクスフォースは、ベトナムへ輸出し、今後フィリピンなど他のアセアン地域や、南アジア、中南米、中東、アフリカにも順次展開していくとしている。

 首都ジャカルタ市から北に約10kmに位置するタンジュンプリオク港にて同日開催された記念式典には、インドネシア政府や日本政府の関係者など多くの来賓や、三菱自動車の関係者らが参列。式典にあたり、三菱自動車の加藤社長は「インドネシアの生産拠点から輸出することを大変誇りに思います。今後もさまざまな地域に輸出することでさらにインドネシア経済に貢献するとともに、インドネシア自動車産業の発展に寄与していきたいと考えております」とコメントした。

 三菱自動車では、2023年12月に同社の海外拠点として初めて軽商用EVのミニキャブEVをインドネシアで生産開始しており、今後も時代と需要に柔軟に対応する生産供給体制を構築していくとしている。

タンジュンプリオク港にて開催された記念式典