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ホンダ、ガーナで「HR-V」生産開始 記念式典を開催

2024年3月7日(現地時間) 開催

 本田技研工業のガーナにおける四輪車生産現地法人ホンダマニュファクチュアリングガーナ・リミテッド(以下、HMG)は3月7日(現地時間)、ガーナ共和国テマ市にある工場において、生産開始の記念式典を開催した。

 HMGは、ホンダとしてアフリカでナイジェリアに続き2拠点目となる四輪車生産工場。ガーナ市場向けに現地生産を行ない、2023年12月に小型SUV「HR-V」の生産を開始して、現在の年間生産能力は500台となっている。

 ホンダでは、西アフリカを成長市場と位置付けており、ナイジェリア、ガーナ、ベナンおよびコートジボワールの4カ国で四輪車ビジネスを展開。ナイジェリアでは2013年に四輪事業の現地法人を設立し、2015年に四輪車の生産を開始。ガーナでは1997年からディストリビューターを通じて四輪車の販売を行ない、2019年には現地事務所を設立、地域に根付いたビジネスを展開してきた。

 記念式典には地元政府関係者や報道関係者のほか、ホンダの執行職 欧州・アフリカ中東統括部長の奥田克久氏らが出席。

 式典に出席した、ホンダの執行職 欧州・アフリカ中東統括部長 奥田氏は「アフリカで2拠点目となるホンダの四輪車生産工場が稼働したこと、そして生産開始式典を無事に執り行えたことを、大変うれしく思います。まだ少量生産ではありますが、現地法人を設立しホンダ自らが生産を行ないます。人口が拡大するガーナにおいて、『自由で楽しい移動の喜び』『生活が変わる・豊かになる喜び』を一人でも多くのお客さまに提供することで、西アフリカでの事業成長へ繋げていきます」とコメントしている。