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フォルクスワーゲン、バッテリEV「ID.3」「ID.7 ツアラー」のGTXバージョン世界初公開
2024年3月14日 11:18
- 2024年3月13日（現地時間） 発表
独フォルクスワーゲンは3月13日（現地時間）、BEV（バッテリ電気自動車）のスポーツモデル「ID.3 GTX」「ID.7 GTX ツアラー」を世界初公開した。
欧州で販売される「ID.4」「ID.5」では5台に1台の割合でGTXが選ばれているといい、今回のID.3 GTXとID.7 GTX ツアラーにも個別の技術的セットアップを施したという。
ID.3 GTX
ID.3 GTXでは後輪駆動モデルを2つのバリエーションで用意。最上位モデルは「ID.3 GTX Performance」と呼ばれ、「ゴルフ GTI クラブスポーツ」の電動版との位置付け。ID.3 GTX Performanceにはアダプティブシャシーコントロール“DCC”が装備される。
GTX専用のフロントバンパーではダイヤモンドスタイルの独立したブラックエアインテークを特徴とし、左右に新しいデイタイムランニングライトを備えた。ボディのブラックエレメントはハイグロス仕上げとなり、これは新設計のサイドシルとディフューザー付きのリアエンドの下部エリアにも適用されるという。20インチアルミホイールも標準装備とした。
インテリアは人間工学に基づきデザインされ、プレミアムスポーツシートを標準装備することで最もパワフルなID.3モデルのスポーティなキャラクターを強調。シートとマルチファンクションステアリングホイールには赤いステッチが施された。
ID.7 GTX ツアラー
ID.7 GTX ツアラーは製品ラインの中で最もパワフルなモデルとしてデビュー。ID.4 GTXやID.5 GTXと同様にデュアルモーターの全輪駆動システムを搭載する。
エクステリアではハニカムグリルを備えたバンパーと、GTX固有のライトグラフィックによって他モデルとの差別化が図られた。ID.3 GTXと同様にブラックのエレメントはすべてハイグロス仕上げとなり、ID.7 GTXツアラーにも20インチアルミホイールが標準装備された。
インテリアでは、GTXのレタリングを施した赤いパイピングが入ったシート（フロントヒーター付き）、ダッシュパネルやドアトリム、GTX専用のマルチファンクションステアリングホイールなどに赤いステッチが入り、洗練されたデザインを実現している。ラゲッジルーム容量は最大1714Lとした。
