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ホンダ、新型「CB1000 ホーネット」日本初公開
2024年3月15日 10:28
- 2024年3月15日〜17日 開催
本田技研工業は3月15日、日本初公開の市販予定車として新型「CB1000 HORNET」を「第40回 大阪モーターサイクルショー2024」(インテックス大阪:3月15日〜17日開催)で公開した。
CB1000 HORNETは、新開発のスチール製ツイン・スパー・フレームに直列4気筒エンジンを搭載。サスペンションはフロントに倒立式のショーワ(日立Astemo)製SFF-BP(セパレート・ファンクション・フォーク・ビックピストン)を、リアにはショーワ製ユニットプロリンク・リアショックを採用。スタイリングは、小型デュアルLEDヘッドライトを採用したほか、燃料タンクは、ワイドな前方部分からニーグリップ部へと細く絞り込まれた形状とし、コンパクトなシートへとつなげることでデザインを強調した。
会場では、そのほか「CB650R」「CBR650R」「GB350 C」「CRF1100L Africa Twin Adventure Sports ES Dual Clutch Transmission」を市販予定車として日本初公開する。
市販予定車(日本初公開)
ホンダ E-クラッチ搭載「CB650R」「CBR650R」
CB650R/CBR650Rは、マニュアルトランスミッションのクラッチコントロールを自動制御することにより、ライダーのクラッチレバー操作なしでスムーズな発進・変速・停止を可能とした「Honda E-Clutch(ホンダ イークラッチ)」をタイプ設定。また両モデルともに5インチフルカラーTFT液晶を採用。
CB650Rの外観は、シュラウド形状やリアカウル形状を変更し、ヘッドライトをエアロマネジメントに寄与するデザインとすることにより、よりシャープな印象とした。CBR650Rは、デュアルLEDヘッドライトのデザインを変更し、上下カウリングを一新。ホンダにおけるスポーツモデルの最高峰である「CBR1000RR-R FIREBLADE」をより想起させるデザインに近づけた。
GB350 C
GB350 Cは、開発コンセプトを「The Standard Classical Motorcycle」とし、「GB350」「GB350 S」がもつシンプルさによりクラシックで重厚な印象を与えるデザインを施した。フロントからリアにかけてなだらかなプロポーションとし、前後のフェンダーを大型化。また、大型フロントフォークカバーと専用のヘッドライトカバーを装着するとともに、タンク形状や、サイドカバー、エンブレム、マフラーなどを、よりクラシカルなデザインとした。
CRF1100L Africa Twin Adventure Sports ES Dual Clutch Transmission
CRF1100L Africa Twin Adventure Sports ES Dual Clutch Transmissionは、エンジンの、圧縮比、バルブタイミング、吸気ポート、ECUセッティングを変更することで、最大トルクを向上。さらに、発進時および1−2速間の変速をよりリニアな特性とし、また軽快な旋回性に寄与させるためフロントホイール径を19インチとし、ライダーへの走行風軽減に貢献するため、フロントカウル形状を変更した。
これら市販予定車のほか、会場では、市販車、レースマシンに加え、ライディングウエアの展示や各種サービスの提案など幅広い層のユーザーに楽しいモーターサイクルライフを体感してもらえるブースを展開する。
第40回 大阪モーターサイクルショー2024 開催概要
・開催日時:
3月15日(金)10時~17時
3月16日(土)10時~17時
3月17日(日)10時~17時
開催場所:インテックス大阪 1・2号館、屋外特設会場
主催:一般社団法人 日本二輪車普及安全協会