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BMW、新型SAV「ビジョン・ノイエ・クラッセ X」公開 2025年生産開始へ
2024年3月22日 08:10
- 2024年3月21日(現地時間)発表
BMW AGは3月21日(現地時間)、電動駆動のSAVモデル「Vision Neue Klasse X(ビジョン・ノイエ・クラッセ・エックス)」を初公開した。
Vision Neue Klasse Xは、BMWが2023年の「IAAモビリティ2023」において未来のセダンについてビジョンを示した「BMW Vision Neue Klasse」に続いて、未来の「Xモデル」に対するBMWの据え方を描いたモデル。Neue Klasseの美学、テクノロジー、サステイナビリティ、フィロソフィーをスポーツ・アクティビティ・ビークル・セグメントで具現化した。
Neue Klasseシリーズの量産化モデルは、ハンガリーにあるBWMグループ・デブレツェン工場で生産が行なわれる。同工場はiFACTORYとして計画と開発が行なわれ、2025年にNeue Klasseを生産開始することに伴い、ここは世界のBMWグループ製造拠点の中で初めて化石燃料以外のエネルギーのみで稼働する工場になるという。
BMW AG取締役会会長オリバー・ツィプセ氏は「BMW Vision Neue Klasse Xは、BMW Vision Neue Klasseと共に、今後のBMWモデル・ラインアップの幅広さを示しています。Neue Klasseは、お客様が求める多彩なモデルを反映しています。現在だけでなく将来も求められる、スポーティなセダンとその派生モデルから、モダンなSAVモデル・シリーズに至るまで、多様性を反映しています。当社は、Neue Klasseが自動車や具体的なコンセプトという枠組みをはるかに超えた、BMWブランドを再定義する存在であることを強調すると同時に、これまで以上にBMWらしさを打ち出していきます」とコメントしている。