ホンダ、市販予定車「GB350 C」「CB1000 ホーネット」など東京モーターサイクルショーで展示

GB350 C

「第51回 東京モーターサイクルショー」（東京ビッグサイト：3月22日〜24日開催）が3月22日開幕、ホンダブースでは新型「CB1000 HORNET」「GB350 C」などの市販予定車が展示され、ホンダモーターサイクルジャパンの代表取締役社長の室岡克博氏が登壇するプレスカンファレンスでその特徴が紹介された。

クラシカルな「GB350 C」が登場

ホンダモーターサイクルジャパンの代表取締役社長の室岡克博氏

　メインステージの市販予定車として展示された「GB350 C」は、「GB350」「GB350 S」と展開してきたGB350をベースによりクラシカルなデザインを採用したモデル。

　室岡氏は「GB350 Cは、力強い印象のフォークカバーとヘッドライトカバーを装着し、セパレートタイプのシートや水平基調のマフラー、 大型の前後フェンダーなどで、クラシカルなイメージを強調するデザインとしています。カラーリングは、クラシックでありながらカジュアルさを演出するプコ・ブルーと、自由交差と静かさを表現したガンメタル・ブラックメタリックの2色を展示しております」と紹介。

直列4気筒エンジン搭載の「CB1000 HORNET」が登場

CB1000 HORNET

　同じくメインステージには市販予定車として直列4気筒エンジン搭載モデル「CB1000 HORNET」が展示された。室岡氏は「昨年のミラノショーに出展し、話題となった『CB1000 ホーネット』を国内市販予定車として展示しています。パワーユニットは定評のある直4エンジンにさらに磨きをかけて、モデル特性に合わせて最適化しています。車体は新開発のフレームに倒立式フロントサスペンションユニット、プロリンクリアサスペンションを組み合わせて、優れた路面追従性を実現しています。スタイリングは、マッシブな形状の燃料タンクから、コンパクトな形状のシートへと抑揚のあるホーネットらしい特徴的なデザインとしています。カラーリングは、洗練されたスポーティーな印象を引き立てる、パールグレーホワイトを採用しています」と紹介。

　ホンダブースでは、そのほかにも、「Honda E-Clutch」を設定した「CB650R」「CBR650R」や、「CRF1100L Africa Twin Adventure Sports ES Dual Clutch Transmission」を市販予定車として展示している。

「The Power of Dreams How we move you.」の思いを込めたホンダブース

ホンダモーターサイクルジャパンの代表取締役社長の室岡克博氏

　今回の東京モーターサイクルショーへの出展について、室岡氏は「ホンダはモビリティメーカーとして様々な価値をお客さまや社会のニーズに応えながら提供し、おかげさまで昨年75周年を迎えることができました。ホンダは創業以来、こんなものがあったら、あんなことができたら、というお客さま視点での夢を原動力にして、製品や技術開発に果敢にチャレンジしてまいりました」とあいさつ。

　2024年のホンダブースについて、室岡氏は「ホンダのグローバルスローガン『The Power of Dreams How we move you.』の言葉には、ホンダが描く夢の力で生み出されたモビリティが、物ばかりでなく、人の心を動かすことで、皆さまの夢の実現を後押しするともに、われわれの夢も広げていきたいという思いが込められています。このような思いを込めた今年のホンダブースは、お客さまの夢の実現をお手伝いすべく、多様なライフスタイルに応じたホンダならではの幅広いラインナップを様々な展示で、見て、触れて、またがって、そして感じていただく、体験、体感型のブースといたしました」と説明した。