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無限、「シビック TYPE R」用無限パーツ“Group A” ダウンフォース25%増のエアロパーツなど
2024年5月7日 15:31
- 2024年4月19日 発売
無限(M-TEC)は4月19日、「シビック TYPE R」に対して開発した無限パーツ“Group A”を発売した。一部商品は5月下旬、7月下旬、8月下旬、9月下旬の発売を予定している。
FL5型シビック TYPE R用無限パーツは「Extreme “R”」をコンセプトに開発。究極のTYPE Rを実現すべく、無限のレーシングスピリットと、長年のモータースポーツ参戦により蓄積されたノウハウを注ぎ込み、野尻智紀選手を開発ドライバーに起用。開発が完了したGroup Aから発売をする。
Group AではFL5型シビック TYPE Rの空力性能をさらに向上させるため、CFD解析や風洞試験、実走公テストを行ない、1台の車両として最適化された形状を採用して、標準車両比25%のダウンフォースを増加。空力を最適化させながら、迫力のあるスタイリングで“機能美”を実現した。
エアロダイナミクスは、前面に大きく張り出した「フロントアンダースポイラー」がダインフォースの獲得に寄与するとともに、車両の存在感を強調。サイドとリアにはフロントからつながるようなデザインとして、ベルリナブラックでそろえた「サイドガーニッシュ」「リアアンダースポイラー」によってロー&ワイドを強め、レーシングカーのようなプロポーションとした。「リアウイング」には走行ステージによって最適な空力性能を発揮する可変式ウイングを採用。翼端板をドライカーボン製とすることで軽量化にも貢献している。
そのほかにも、車両を鋭く攻撃的な印象へと変化させる「フロントバンパーガーニッシュ」によって無限のレーシングスピリットを主張している。
ハンドリングでは、走行テストを重ねてシビック TYPE R用に最適なホイール剛性を実現した専用設計の19インチ鍛造アルミホイール「FR10」をBBSと共同開発。標準装備のアルミホイールに対して約-10kg/台の軽量化を達成した。
加えて、新たに高強度素材であるSCM435(クロムモリブデン鋼)製の「レーシングナット」「レーシングロックナット」を設定し、貫通タイプとすることでスポーティな足まわりを演出。
さらに、車体の振動を減衰し、上質な乗り心地の実現と操縦安定性の向上を図るパーツの「パフォーマンスダンパー」をシビック TYPE Rに最適な仕様として設定した。
インテリアでは、軽量化と高いホールド感を実現するフルバケットシート「MS-C」を運転席・助手席に設定。「カーボンセンターコンソールパネル」「アルカンターラシフトノブ」を設定し、インテリアをスポーティに演出する。
なお、「LEDテールライト」「スポーツステアリングホイール」「スポーツエキゾーストシステム」のほか、“シビック TYPE R Group B”といった東京オートサロンなどで展示されたパーツの開発も継続しているとした。