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ジープ、「ラングラー」をフェイスリフト 新エントリーグレードに加え2種類の限定記念モデルも

2024年5月10日 発売

799万円~899万円

ラングラーがフェイスリフトを実施して新しくなった

 ジープ(Stellantisジャパン)は5月10日、本格オフローダー「Wrangler(ラングラー)」のフェイスリフト版を発売した。全3グレード構成で、価格は新設定のエントリーグレード「Unlimited Sport(アンリミテッド スポーツ)」が799万円、中間グレード「Unlimited Sahara(アンリミテッド サハラ)」が839万円、上位グレード「Unlimited Rubicon(アンリミテッド ルビコン)」が889万円。

 また、新型モデル発表を記念した限定モデル2車種も発売。価格は限定10台の「Unlimited Rubicon High Velocity(アンリミテッド ルビコン ハイ ベロシティ)」が899万円。限定300台の「Unlimited Sahara(アンリミテッド サハラ)ローンチエディション」が849万円。

新設定のエントリーグレード「アンリミテッド スポーツ」

 新型ラングラー最大の特徴は、7スロットグリルや台形ホイールアーチが息づくボクシーなフォルムといった、ラングラーならではの伝統的な要素を受け継ぎつつ、よりタフで快適な走行を可能にするデザイン。

 従来のマストアンテナから、フロントウインドシールドに統合したアンテナを全グレードに初採用し、よりスタイリッシュな外観になったと同時に、オフロード走行時の小枝の引っ掛かりも抑制。また、従来のマストアンテナの位置には「Trail Ratedバッヂ」が装着される。

中間グレード「アンリミテッド サハラ」

 さらに、新しいブラックテクスチャーの7スロットグリルをベースに、「アンリミテッド スポーツ」および「アンリミテッド ルビコン」にはニュートラルグレーメタリック、「アンリミテッド サハラ」にはプラチナシルバーのグリルサラウンドを採用した。

 また、ホイールのデザインをよりスタイリッシュに変更し、「アンリミテッド スポーツ」はグレーアクセント入りの17インチアルミホイールにオールテレインタイヤ、「アンリミテッド サハラ」は18インチアルミホイールにオールシーズンタイヤを装着。最もハードコアなグレードである「アンリミテッド ルビコン」は、専用の17インチアルミホイールにマッド&テレインタイヤを装着する。

上位グレードの「アンリミテッド ルビコン」

 内装について、「アンリミテッド サハラ」および「アンリミテッド ルビコン」は、フロントシートにより快適なドライブを実現する「12ウェイパワーアジャスタブルシート」をラングラーとして初採用。また、ラングラーとして初めてサイドカーテンエアバッグをフロントおよびリアに採用。全グレード標準装備とした。

 さらに、第5世代の「Uconnect5システム」を搭載した新12.3インチタッチスクリーンを全グレードに標準装備。Apple CarPlayおよびAndroid Autoに対応し、Apple CarPlayはワイヤレス接続も可能とした。

新12.3インチタッチスクリーンを全グレードに標準装備

 走行面では「アンリミテッド ルビコン」のみ「フル・フロート・リアアクスル」を新搭載。従来のセミフロート構造と比べて、より強固で堅牢な構造になり、最大牽引能力が向上したという。

新型の発表を記念した限定モデルが登場

 新型発表記念モデルの1つ、「アンリミテッド ルビコン ハイ ベロシティ」は、新型ラングラーのアイデンティティを際立たせるビビッドな黄色のボディカラーをまとった限定10台のモデル。抽選販売となり、5月10日~5月17日まで申し込みを受け付ける。

限定10台の新型発表記念モデル「アンリミテッド ルビコン ハイ ベロシティ」

 また、300台限定の「アンリミテッド サハラ ローンチエディション」は、「アンリミテッド サハラ」ベースにトレドノース(ラングラーの生産工場)の地形柄入りフェンダーデカール、およびジープの誕生年である「1941」のロゴ入りテールゲートデカールを特別装備。ボディカラーは限定モデルならではの特別色のアンヴィル C/Cとなる。

300台限定の「アンリミテッド サハラ ローンチエディション」
ラングラーの生産工場「トレドノース」の地形柄入りフェンダーデカールを採用
ジープの誕生年「1941」のロゴ入りテールゲートデカールを特別装備