ホンダ、自宅向けEV充電サポートのサービス開始 ビックカメラやENEOSでんきと提携

ホンダが5月から先行予約を開始する予定の新型軽商用EV「N-VAN e：」

　本田技研工業は5月13日、新型軽商用EV「N-VAN e：（エヌバン イー）」の先行予約受け付けを今月開始するのに先立ち、ビックカメラの「自宅充電器設置サービス」および、ENEOS Powerが手掛ける家庭用電力販売事業「ENEOSでんき」の電気料金サービスの提供を、Honda Carsを通じて開始すると発表した。

　ビックカメラの自宅充電器設置サービスは、「コンセントタイプ」「AC壁掛けタイプ（3kW/6kW）」「V2H（Vehicle to Home）」の3種類の充電器があり、使用環境やニーズに応じて最適な充電器をHonda Carsが提案し、家電販売で培った豊富なノウハウを持つビックカメラが見積もりから施工、アフターサービスまでをワンストップで提供するもので、ユーザーごとに最適な自宅の充電環境づくりをサポートする。

ビックカメラの自宅充電器設置サービス概要

ビックカメラが設置する自宅用充電器（コンセントタイプ）

　ENEOSでんきの「EV夜とくプラン」は、自宅などでEV/PHEVを充電する人に向けた“時間帯別電気料金メニュー”で、毎日午前1時～5時に設定した「EVタイム」に低価格で電気を利用できるほか、EVタイム以外の時間帯も利用しやすい料金に設定されていて、よりリーズナブルに電気を利用できるという。

ENEOSでんき 「EV夜とくプラン」概要

　ホンダは、EV販売のみならずユーザーの自宅での充電環境整備をトータルでサポートし、より快適なEVライフの提供を目指すとしている。