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ピレリAPAC新CEOにアンドレア・マガンツァーニ氏が任命
2024年6月13日 18:38
- 2024年6月12日(現地時間) 発表
ピレリは6月12日(現地時間)、ピレリAPACの新CEOとしてアンドレア・マガンツァーニ氏が任命されたと発表した。マガンツァーニ氏は、過去2年間にわたりピレリAPACのCEOを務めたパオロ・ベネア氏の後任となり、ベネア氏はピレリAPACの会長に就任する。
マガンツァーニ氏は、2021年7月に購買担当上級副社長としてピレリに入社し、2023年10月に品質バリューチェーン担当上級副社長に任命。新たな役職ではバリューチェーン管理における豊富な経験を活かし、ピレリのアジア太平洋地域における戦略と事業拡大を推進していく。
マガンツァーニ氏は、2001年にモデナ・レッジョ・エミリア大学で経済学の学位を取得後、フェラーリでキャリアをスタートし、現地およびグループレベルで間接購買の重要な役職を歴任。2007年にワールプールEMEAに入社し、イタリア本社で原材料のシニアバイヤーを務め、その後ヨーロッパ市場の商品マネージャーに就任した。また、鉄鋼製品流通部門のエグゼクティブディレクターも務め、2014年にワールプールEMEAの間接購買ディレクターに任命。この間、マガンツァーニ氏は、加工部品、設備投資、オフテイク製品の直接購買、世界的な原材料やサプライチェーンのリスク管理について、幅広い経験を積んだとしている。
マガンツァーニ氏は「ピレリAPACチームの情熱と力強さ、そして高品質の製品とサービスへのコミットメントを遵守する決意を感じています。APAC地域はピレリの今後の戦略的発展にとって非常に重要です。APACチームと協力して高付加価値製品の成長の機会を捉え、ハイバリューセグメントにおけるリーダーシップを強化するとともに、ビジネスパートナーやプレミアムカーメーカーとの協力を深め、この重要な地域におけるピレリの持続可能な成長を促進できることを楽しみにしています」とコメントしている。