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ホンダ、2億5987万9700株の株式売り出しを承認 政策保有株式見直し

2024年7月4日 発表

 本田技研工業は7月4日、損保4社や銀行6社が保有する同社普通株式2億5987万9700株を売り出すことについて、同日開催の経営会議において承認したと発表した。また、3898万1900株を上限にしたオーバーアロットメントによる売り出しについても承認されている。

 今回の株式の売り出しは、株式市場においてコーポレートガバナンスの充実を実現する観点から政策保有株式を見直す動きが進んでいることを受けたもので、東京海上日動火災保険、損害保険ジャパン、三井住友海上火災保険、三菱UFJ信託銀行など10社が保有する株式が売り出される。

 ホンダでは、同社株式に係る政策保有株式を早期に縮減させるとともに、株主層の裾野の拡大や多様化により、同社の企業経営に対する規律を一層高めるべく、株式の売り出しの実施を決定。同売り出しを通じて、同社の企業活動を中長期的に支援する幅広い投資家と協創することで、強いブランド・事業基盤を構築し、さらなる企業価値向上を実現することを目指すとしている。

引受人の買取引受による売り出し

売出人と売出株式数

東京海上日動火災保険株式会社:8510万8200株

損害保険ジャパン株式会社:4297万8600株

三井住友海上火災保険株式会社:3860万9100株

三菱UFJ信託銀行株式会社:2670万1200株

みずほ信託銀行株式会社 退職給付信託(損害保険ジャパン口)再信託受託者 株式会社日本カストディ銀行:2670万株

株式会社三菱UFJ銀行:2036万1600株

株式会社埼玉りそな銀行:936万6600株

株式会社みずほ銀行:615万4400株

野村信託銀行株式会社(退職給付信託・三菱UFJ信託銀行口):240万株

あいおいニッセイ同和損害保険株式会社:150万株