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トヨタ 豊田章男会長や佐藤恒治社長、グループ各社トップらが蓼科山聖光寺で全国交通安全祈願大法要

長野県茅野市にある交通安全祈願の寺「蓼科山聖光寺」。7月18日に交通安全を祈願する夏季大法要が行なわれた

交通事故の撲滅を願って建立された聖光寺

 蓼科山聖光寺(長野県茅野市)は7月17日~18日の2日間にわたって交通事故死者の慰霊や負傷者の早期快復を祈願する夏季大祭を実施した。夏季大祭は、17日の柴燈大護摩供(火渉り)、慰霊萬燈供養(交通事故犠牲者の供養)、18日の夏季大法要と行なわれ、地元である茅野市長や警察・交通安全関係者、トヨタ自動車 豊田章男会長や佐藤恒治社長ら役員に加え、日野自動車などトヨタグループ各社社長ら約130名の関係者が出席した。

 聖光寺は交通安全祈願のために1970年に建立された寺で、その設立にはトヨタが深く関わっている。トヨタ自動車がトヨタ自動車工業(トヨタ自工)とトヨタ自動車販売(トヨタ自販)に分かれていた時代に当時のトヨタ自販の社長であった神谷正太郎氏が交通事故で亡くなった方の霊を慰めるとともに、負傷した方の再起と交通事故の撲滅を願って寺の建立を発願。全国のトヨタ販売店に声をかけると、その思いに賛同した各社から多額の寄付が寄せられ、聖光寺の創建が進められた。

 寺の建立以降、トヨタは毎年欠かさず販売店やグループ会社を含めたトヨタの代表が夏季大祭に参加。交通安全を祈ってきた。

 2024年は、2023年の交通事故死者2678名に対し慰霊萬燈供養・大法要を行ない、慰霊と交通事故の撲滅を祈願した。

7月18日に行なわれた夏季大法要