ニュース

鈴鹿8耐でカワサキの水素エンジンバイクがサーキットを走行

鈴鹿8耐会場にカワサキの水素エンジンバイクが登場

 カワサキモータースは7月20日、同社で開発中の水素エンジンバイクを鈴鹿サーキットで7月19日~21日に開催されている鈴鹿8耐「2024 FIM世界耐久選手権"コカ·コーラ" 鈴鹿8時間耐久ロードレース 第45回大会」の会場において公開、サーキットで走行を披露した。

 カワサキの水素エンジンバイクは、2023年に開催された「グループビジョン2030・進捗報告会」で世界初公開されたもので、「Ninja H2 SX」をベースにしたエンジンを使用するバイクとなり、従来のガソリン燃料の替わりに水素を燃料として用いた。

カワサキが開発中の水素エンジンバイクが鈴鹿サーキットを走行した

 外装で特徴的なのは水素を蓄えておくための大型の水素タンクを装着していること。開発担当者からは「ガソリン燃料が買えなくなってもエンジンのバイクが楽しめる、将来を見すえた研究を行なってまいります」などと語られた。

カワサキが開発中の水素エンジンバイク