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メルセデス・ベンツ、新型「Gクラス」発売 ISG全モデル搭載でパワートレーンを電動化
2024年7月26日 12:49
- 2024年7月26日 発表
メルセデス・ベンツ日本は7月26日、新型「Gクラス」を発売すると発表した。ラインアップは2モデル用意され、価格は直列6気筒 3.0リッター直噴ディーゼルターボの「G 450 d ローンチエディション」が2110万円。V型8気筒 4.0リッター直噴ツインターボの「メルセデスAMG G 63 ローンチエディション」が3080万円。
Gクラスはクロスカントリービークルとして誕生して以来、基本的なスタイリングや堅牢なボディはそのままに、常に最適なパワートレーンや装備を加えながら進化を続けてきた。2018年には、Gクラスの長い歴史の中で最も大幅な改良が実施された。
今回の新型Gクラスは、48V電気システムISG(Integrated Starter Generator)を全モデル搭載によるパワートレーンの電動化、新しい世代の運転支援機能「ドライビングアシスタンスパッケージ」を搭載、MBUXによるデジタル化などの進化を遂げた。
G 450 dには、前身モデルとなるG 400 dなどでオプション設定であったアダプティブダンピングシステムを、G 63にはGクラス初採用となる「AMG ACTIVE RIDE CONTROLサスペンション」を標準装備とするなど、オンロード/オフロード性能の両方を高めた。
G 450 dに標準装備のアダプティブダンピングシステムは、車速や路面状況に応じてシステムがダンピング特性を連続的に調整することで、常にボディを安定した状態に保つ。このコンポーネントは泥道や砂利道、水たまりやぬかるみなど悪路での高い負荷にも耐えうるように設計されており、オフロード走行時の安定性や快適性を高めた。
G 63に初採用のAMG ACTIVE RIDE CONTROLサスペンションは、ダンパー内に2つの油圧バルブを設けた電子制御のアダプティブダンピングシステムにより、伸び側と縮み側の減衰力を独立して制御。オンロード/オフロードを問わずダイナミックかつ正確なハンドリングを実現させる。
どちらのモデルもGクラス初採用となるMBUXやワイヤレスチャージング、キーレスゴーなどの快適装備、ステアリングアシストや自動再発進機能などの安全運転支援システムおよびオフロードコックピットやトランスペアレントボンネットも標準装備して、標準装備レベルを大きく向上させた。