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ダンロップ、eスポーツ向け第2弾新製品 姿勢に着目して呼吸をしやすくするコンプレッションウエア
2024年8月5日 17:19
- 2024年8月5日 発表
ダンロップ(住友ゴム工業)は8月5日、eスポーツプレーヤー向けのコンプレッションウエア「ダンロップ ゲーミング マッスル 姿勢アシストインナー」を8月8日からオンラインストア「Amazon.co.jp」「楽天市場」で販売すると発表した。サイズはS、M、L、LLサイズの4サイズ(男女兼用)展開で、価格は8998円。
ダンロップは、2022年にスポーツ事業の新規事業としてeスポーツ市場に参入。今回の「ダンロップ ゲーミング マッスル 姿勢アシストインナー」はその第2弾の新製品で、eスポーツと姿勢について着目した。
eスポーツにはさまざまなゲームタイトルがあるが、ほとんどが「椅子に座る」「あぐら」といったいわゆる座位姿勢でプレーし、さらには画面に集中してパッド(コントローラー)を手に持ってプレーするため、姿勢が崩れやすくなるという。実は座位というのは、立位(直立姿勢)と比べて身体への負担が大きいとされており、椎間板にかかる負担は通常の座位で1.4倍、前傾では1.8倍にもなると言われているとのこと(出典:A.Nachemson 1976)。
そういった理由からeスポーツプレーヤーは、猫背やストレートネック、肩こりや背中・首の痛み、腰の痛みなどに悩まされており、こういった悩みの解消がプレーパフォーマンスの維持・向上のためのキーポイントの1つとしている。
そこで、第2弾製品「ゲーミング マッスル 姿勢アシストインナー」では、この姿勢の悩みに着目し、選手のプレーパフォーマンスをサポートするコンプレッションインナーを完成させた。
呼吸がしやすくなり、緊迫するプレーをサポート
製品の主な特徴としては、背面のクロスベルト構造により、前に出がちな肩甲骨を引き寄せ、着用時の背すじをすっきり整える。適度なコンプレッションがお腹まわりを引き締めることにより体幹をサポート。同製品を着用することで、その構造により姿勢を意識させ、非着用時と比較し脊柱起立筋の筋活動量が28%向上するという。
そうした構造が姿勢にアプローチすることにより、背中が丸まりがちなプレー中でも呼吸を容易にし、これにより白熱する場面でも落ち着いたプレーに導き、選手をサポート。具体的には、プレー中の呼吸数が未着用と比較して14%減少するとともに、1回呼気換気量が11%増加、1回吸気換気量が10%増加するという。(ユニチカガーメンテックにて2024年4月に測定の結果/対象者5名[男性]の平均値)