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KINTO、大阪で中古車のサブスク開始 2021年式アルファードで月額利用料7万9420円~など

2024年9月17日 発表

KINTO ONE(中古車)の「人気車種ランキング」1位のアルファード

 KINTOは9月17日、大阪において中古車のサブスクリプションサービス「KINTO ONE(中古車)」のサービスを提供開始したと発表した。

 KINTO ONE(中古車)は、これまで東京・愛知・長野で展開してきたが、大阪トヨペット(レクサス店舗を除く)を対象販売店に加え、公式Webサイトにラインアップされている車両であれば、東京・愛知・長野・大阪のどこでも納車が可能となった。

 KINTO ONE(中古車)の車両は、新車のサブスクリプションサービスで利用されたクルマの中から比較的高年式・低走行の状態のよい中古車を厳選してラインアップ、納車までは1~2か月としている。月額利用料は、自動車保険や税金、メンテナンス代などの諸費用を含めたうえで、該当車両の年式や車型を踏まえた料金を設定。さらに、契約期間を2年と設定しつつ、既定の申込金を契約の際に支払うことで、中途解約にかかる解約金の支払いを不要にした。

 KINTOが公表した、9月17日時点の申し込み件数などをもとに順位化した「人気車種ランキング」によると、1位は「アルファード」で、2位は「ノア」、3位は「ヤリス」。1位のアルファードについては、2021年式以降の厳選された中古車が、月額利用料7万9420円~(9/17時点)といった料金設定になっている。

2位の「ノア」は2023年式以降の厳選された中古車で月額利用料5万490円~(9/17時点)
3位の「ヤリス」は2021年式以降の厳選された中古車で月額利用料3万580円~(9/17時点)

 公式Webサイトでは、一部の車両について車両詳細ページにて車両の内外装の状態が分かる360度動画を公開。さらに、10月下旬には、人気が高い車種について、中古車を購入した場合とKINTO ONE(中古車)を契約した場合の「コスト比較表」も用意するとしている。

 KINTO ONE(中古車)の今後の展開としては、2025年度には九州エリアや東京以外の首都圏エリアの追加も検討。加えて、新車サブスクの全国展開から5年が経過する中で、新車サブスクの契約期間満了をむかえ、KINTOに返却される車両も増加しており、在庫台数については、現在の約70台から2024年度中に100台、さらに2025年度には200台を目指すとしている。