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マツダ 毛籠社長、ロードスター4時間耐久レースにドライバーとして参戦 カーボンニュートラル燃料の社会実装について語る
2024年9月21日 18:17
- 2024年9月21日 開催
マツダが特別協賛を続ける「メディア対抗ロードスター4時間耐久レース」の決勝レースが9月21日、筑波サーキットで開催され、マツダ 代表取締役社長兼CEO 毛籠勝弘氏も、12号車「人馬一体ロードスター」のドライバーとしてレースに参加している。
メディア4耐と呼ばれるこのレースは、初代ロードスターが発売された1989年から毎年1回のペースで開催され、今回で35回目を迎える。今大会では「最も長く続いている自動車のワンメイクレースシリーズ」としてギネス世界記録に挑戦する。
35回もメディア4耐が続いてきたことについて、毛籠社長は「このレースは、非常に世界でもユニークなフォーマットだと思うのです。メディアのみなさんがロードスターというものを使って、運転スキルをどんどんよくしたり、あるいはクルマの文化を作っていきたいとか、そんな共通の思いがあって、われわれが背中を押されて続けてきたということだと思います。途中でコロナとか難しい経験もありましたが、それも実行委員のみなさんからいろいろアドバイスいただいて、一緒に作ってきたからこれだけ続いてきました」との感想を話した。
2024年のメディア4耐では、車両を市販ロードスターのNR-Aへと変更。市販車、ナンバー付きとなったため助手席も装備。同乗走行などのエキシビションなども行なわれていく。また、2023年のレースから大きく変わっているのは、燃料が通常のガソリン燃料からカーボンニュートラル燃料になったこと。レースをサステナブルに続けていくため、メディア関係者やジャーナリストにカーボンニュートラル燃料でのレースを体験してもらうレースともなる。
カーボンニュートラル燃料を使用するレースについて、毛籠社長は「(ガソリン燃料と比べて)体感をしてそんなに変わらないんじゃないかと思います。カーボンニュートラル燃料を実際に使うシーンがあまりないので、ぜひそれを感じていただいて、それを広めていただく。もう社会実装をどんどん進めていく時代になっているので、モータースポーツでもその実装を進めて、エネルギー産業のみなさんと一緒に、これを広げていけるようにできたら」との思いを語った。