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おもいやりライト運動事務局、「点灯ありがとう活動」の参加者を募集 夕方の事故を減らすためにヘッドライト点灯呼びかけ

2024年9月19日 発表

夕方の事故を減らすためにヘッドライト点灯を呼びかけるパネルアクション「点灯ありがとう活動」参加者募集中

 おもいやりライト運動事務局は9月19日、11月10日の「いい点灯の日」を中心に、日の入りが早まる秋の夕暮れ時に実施する「点灯ありがとう活動」を行なう人の募集を開始した。

 おもいやりライト運動事務局は、16時~18時に多発する交通事故の削減を目指し、「見えやすさ・見られやすさ」を認識してもらうため、クルマのドライバーにはヘッドライトの早期点灯を、歩行者や自転車の人には反射材の着用の必要性を呼びかけるなど、交通安全の情報発信や誰でも参加しやすい活動を年間を通じて行なっており、2024年で活動15年目を迎えた。

 主な活動として、歩道で黄色いパネルを持った目立つスタイルで、クルマのドライバーに早めのヘッドライト点灯を呼びかける“パネルアクション”を全国規模で実施するなど、夕方の安全を創造するためヘッドライトの早期点灯を啓発している。

 また、2023年から行なっている「点灯ありがとう活動」は、パネルアクションを実施するなかでドライバーと実施者との間で気持ちのやりとりを交わし、安全なドライブにつなげていくというアクション。交通ルールを遵守しながら、日の入り45分前を目安に、歩道から信号で停止しているクルマのドライバーに対してパネルアクションを行ない、ドライバーがヘッドライトを点灯したら「ありがとう」を伝えることで、実施者もドライバーも“ほっこり”できるという。

「点灯ありがとう活動」の活動イメージ

 おもいやりライト運動事務局では、このパネルアクションを体験することで、夕方の安全意識を高め、交通事故のない地域を作る機会にしたいとしている。

 今回、この「点灯ありがとう活動」への参加者を募集。利用する黄色いパネルは事務局が用意することもできるが、自作パネルやアクションツールを用いることも可能。現在は北海道、長崎県、山形県、神奈川県、千葉県、新潟県、福岡県、高知県、鹿児島県での活動を予定している。

 なお、活動を立ち上げる場合は、おもいやりライト運動事務局に連絡することで、道路使用許可の申請など、点灯呼びかけ実施に必要なサポートを受けることもできるとのこと。