ニュース
日産、「ジャパンモビリティショービズウィーク2024」でコネクテッド技術を活用した法人向け新サービスなど紹介
2024年10月9日 17:10
- 2024年10月8日 発表
日産自動車は10月8日、幕張メッセ(千葉県)で開催するビジネスイベント「JAPAN MOBILITY SHOW BIZWEEK 2024(ジャパンモビリティショービズウィーク2024)」(10月15日~18日開催)の出展概要を発表した。
JAPAN MOBILITY SHOW BIZWEEK 2024は、モビリティ関連企業と次世代を担うスタートアップによる、ビジネス共創を生み出すビジネスイベントとして開催される。日産ブースでは「モビリティの未来が、今ここに。」をテーマに掲げ、バッテリを蓄電池として充放電制御を行なう独自のエネルギーマネジメントを活用したサービス「ニッサンエナジーシェア」、日産の車両データを活用し、ビジネスの効率化に貢献する法人向けサービス「Nissan Biz Connect API」のシステム概要、子どもの車内置き去り事故を防止する機能「マダイルヨ」について紹介し、スタートアップ企業との共創を図っていく。また、日本自動車工業会 合同展示エリアでは「アリア B9 e-4ORCE」を展示する。
「ニッサンエナジーシェア」は、環境経営や脱炭素社会の実現を目指す企業・自治体向けのエネルギーマネジメントサービスで、脱炭素化やエネルギーコスト削減、地域貢献、災害対策などさまざまな課題解決をサポートする。ユーザーの導入目的に応じた最適なソリューションの提案からシステム構築、導入後の保守運用まで、ワンストップでサービスを提供するという。
「Nissan Biz Connect API」は、日産の車両データを活用し、ビジネスの効率化に貢献する法人向けサービス。車両の位置情報、EV電力残量などのデータをリアルタイムに提供し、ユーザーのサービスやシステムに連携することが可能。同サービスの導入には、あらかじめ車両に搭載されている純正の車載通信ユニットを利用することができるため、導入コストを抑えながらデータを利活用することが可能になっている。
また、日産は2024年1月に子守り支援ロボット「INTELLIGENT PUPPETイルヨ」のコンセプトモデルを赤ちゃん本舗と共同発表しており、9月には「イルヨ」に子どもの車内置き去り事故を防止する新機能「マダイルヨ」を追加。新機能「マダイルヨ」は、後部座席のチャイルドシートに設置した「イルヨ」と保護者のスマートフォンを無線で接続し、その接続の強弱から距離を推定して「イルヨ」と保護者が離れていないかを検知。さらに「イルヨ」の表情認識カメラが、車内に子どもが残されているかどうかを確認できる。