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トヨタ豊田章男会長とハースF1小松礼雄代表、トヨタとハースF1で自動車産業の未来を見据えた業務提携
2024年10月11日 11:31
- 2024年10月11日 発表
トヨタとハースF1が業務提携
TOYOTA GAZOO RacingとMoneyGram Haas（マネーグラム ハース）F1チームは10月11日、富士スピードウェイに隣接する富士モータースポーツフォレスト ウェルカムセンターで共同記者会見を開催した。トヨタ側はモリゾウことトヨタ自動車 代表取締役会長 豊田章男氏、GAZOO Racing Companyプレジデント 高橋智也氏が、ハースF1からは小松礼雄代表が登壇した。
この共同会見では、TOYOTA GAZOO Racingがクルマづくりに欠かせない「People」「Pipeline」「Product」の三要素を鍛えるため、モータースポーツ参戦を継続していることが語られ、ハースF1と若手ドライバーやエンジニア・メカニックが経験を積み、成長する環境を整え、自動車産業の発展に貢献することを目指すとした。
具体的にはTOYOTA GAZOO Racingの育成ドライバー、エンジニア、メカニックがハースF1のテスト走行に参加。ドライバーはF1での走行経験を積み、エンジニア・メカニックは走行データなどの膨大なデータの解析ノウハウを学ぶ。加えて、TOYOTA GAZOO RacingのエンジニアおよびメカニックがハースF1のレーシングカーの空力開発に参画し、極限の使用環境下を想定したシミュレーション、カーボン部品の設計・製造を行なうことで、世界最高峰のレースの現場で活躍し、培った技術や知見を市販車に反映できる人材の育成を目指す。
