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スズキ、浜松工場で「GSX-S/Rミーティング2024」初開催 鈴木俊宏社長、GSX-Rの40周年記念イベント開催を約束
2024年10月21日 08:05
- 2024年10月20日 開催
スズキは10月20日、スズキ 浜松工場においてGSX-S/GSX-Rシリーズのオーナーに向けたイベント「GSX-S/Rミーティング2024」を初開催した。同イベントには同社代表取締役社長の鈴木俊宏氏も出席し、イベント終了まで参加して集まったライダーたちを見送った。
会場となったスズキ 浜松工場は静岡県浜松市浜名区都田町にあり、「GSX-S1000GT」などを生産する二輪車、二輪車エンジンの生産工場。同工場の駐車場には10時からスタートするイベントに向けて、大勢のライダーが集まった。
会場では、同日発表された「GSX-S1000」マイナーチェンジモデルやカラーリング変更した「GSX-S1000GT」といったGSXシリーズの車両展示や、スズキの2輪をサポートする企業がブースを出展。参加者に向けて工場見学もできるようにしていた。
オープニングステージであいさつをした鈴木社長は、初開催となったイベントについて「GSX-S/Rミーティングを早く開催してよ、という要望がわれわれのもとにも届いてました」と明かすとともに、40周年を迎えるGSX-Rについて、「実は1984年に日本でGSX-R400を発売させていただきました。そのあと1985年にですね、グローバルでGSX-R750がデビューしたということです」と解説。鈴木社長は「日本と世界でのGSX-Rのローンチが違うということで、どうしようかなと思ったわけですけれども、今年は40周年のプレイベントということで、来年この場で40周年記念をやりたいなと思いますけれども、いかがでしょうか?」と来場者に問いかけた。
会場からは多くの拍手があり、鈴木社長は「ありがとうございます。ということで来年もやるということは決定かな」と、2025年に同会場でのイベント開催を約束した。
また、イベントの中でヨシムラジャパン代表取締役社長 加藤陽平氏から、2024年のEWC(FIM世界耐久選手権)にSUZUKI GSX-R1000Rで参戦する「ヨシムラ SERT Motul」がシリーズチャンピオンを獲得したことが報告され、鈴木社長と加藤社長が一緒にチャンピオントロフィーを来場者に披露した。
会場では、そのほかにも鈴鹿8耐を舞台にしたカーボン・ニュートラルチャレンジ参戦メンバーによるトークショーや、GSX-Sシリーズ設計者やテストライダーによるトークショーなどが展開され、鈴木社長もイベントの終了まで参加して、参加したライダーを見送っていた。