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アルカンターラ、パリモーターショーにアルファ ロメオと共同出展 コンパクトSUV「ジュニア」を展示

2024年10月14日(現地時間)

アルファ ロメオの新型コンパクトSUV「ジュニア」

 ALCANTARA(アルカンターラ)は10月14日(現地時間)、パリのエキスポ ポルト・ド・ヴェルサイユで開催されていた「第90回 パリ・モーターショー」にて、アルファ ロメオと共同でブースを出展し、4月に公開した新型コンパクトSUV「ジュニア」を展示した。

 新型ジュニアは、コンパクトなボディサイズに48VハイブリッドVGT(可変ジオメトリターボ)を採用するガソリンハイブリッド車と、バッテリEV(電気自動車)をラインアップするSUVモデル。

アルファ ロメオの新型コンパクトSUV「ジュニア」

 インテリアは特に快適さと機能性にこだわり、シートやドアパネル、ヘッドライナーにはアルカンターラを採用。シート中央にはブラックのアルカンターラを使用し、グラデーション状に施されたパンチングと赤いステッチによってスポーティさを際立たせている。また、アルカンターラは軽量素材なので、車両のパワーウェイトレシオの向上に貢献し、優れたグリップ性能は安全で快適なドライビング体験を提供するとしている。

ジュニアのインテリアにはアルカンターラが使用されている
中央分はグラデーション状に施されたパンチング加工が入る
レッドステッチがあしらわれている

 出展ブース「Bottega」Alfa Romeoでは、来場者がイタリアの職人技と文化的伝統の核心に触れる没入型の体験を提供。スタンドの壁面には、キャメルカラーにピンクのニュアンスを加えた「Palm」色のアルカンターラを使用。イタリア職人のぬくもり、時代を超えたエレガンス、そして自然とのつながりを象徴して、大地や砂丘を彷彿とさせるトーンを表現したという。また、壁面にはレーザー加工で文字が彫られている。

展示ブースの壁面もすべてアルカンターラが貼られている
パネルにはレーザー加工で文字が彫られている

 アルカンターラは、2009年からカーボン・ニュートラル認証を取得していて、温室効果ガス排出量のオフセットのため、認証済みかつ検証されたオフセットプロジェクトからのカーボンクレジットの取得を通じて持続可能性に注力しているほか、排他性と環境への配慮を両立させることで、自動車業界に革新的なソリューションを提供するとしている。

アルファ ロメオ「ジュニア」の運転席