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マツダ「CX-80」のオーディオシステム「マツダ・ハーモニック・アコースティックス」にパイオニアのパワーアンプユニットを採用

2024年10月15日 発表

マツダ「CX-80」

 パイオニアは10月15日、同社のパワーアンプユニットが、マツダが10月10日に発売した「CX-80」のオーディオシステム「マツダ・ハーモニック・アコースティックス」に標準装着として採用されたと発表した。

 マツダ・ハーモニック・アコースティックスは、高音質DSP回路を搭載したパワーアンプと8個のスピーカーで構成されたサウンドシステム。CX-80のサウンドシステムでは、3ウェイのフロントスピーカーをはじめとする各スピーカーの取付位置を最適化することで、より広帯域での高音質再生が可能となり、原音に忠実でクリアな高音質を実現している。

CX-80のインテリア

 今回採用されたパワーアンプユニットは、マツダの音響エキスパートとともに開発したハイエンドオーディオの技術思想を盛り込み、フルカスタム音響部品を使用した電源回路や高精度発振器を採用して低ノイズ化を図ると同時に、音質のポテンシャルを最大限に引き出す細かな音質チューニングを実施。

 パイオニアが長年培ってきた音響解析技術を活かして開発した「MSR NR(Master Sound Revive Noise Reduction)」を搭載し、CDなどのデジタル音源に含まれる量子化ノイズを除去することで臨場感のあるクリアな音質を実現。原音に近い音を再現し、アーティストの息づかいや雰囲気・空気感、音の厚みが体感できるとした。

 また、高効率のパワーアンプICと、高剛性・放熱性や低ノイズを実現する高効率構造により、高出力でありながら消費電力を低減するとともに、小型・軽量化を実現している。