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マレリ、ホシノレーシング「Team IMPUL」のスポンサー契約を終了

2024年10月23日 発表

SUPER GT GT500に参戦する12号車「MARELLI IMPUL Z」

 マレリは10月23日、ホシノレーシング「Team IMPUL」とのスポンサー契約について、2025年2月の契約満了をもって契約終了することを決定したと発表した。

 マレリとホシノインパルのパートナーシップは1982年から始まり、「日本ラヂヱーター」「カルソニック」「カルソニックカンセイ」、そして現在の「マレリ」へと続いてきた。

 マレリによる今回の決定は、純正部品市場においてより競争力のある企業となるために、成長と革新に向けて資源を配分するための幅広い取り組みの一環とのこと。マレリでは自社の技術を使用するチームや運営団体にスポンサー活動を集中するとしている。

 マレリ代表取締役の藤井司氏は「ホシノレーシング(Team IMPUL)さまとの深く影響力のある関係を考えると、パートナーシップを終了するという決断は軽いものではありませんでした。というのも、ホシノレーシング(Team IMPUL)さまとわれわれとの長年にわたる関係は、単純なビジネスの関係を超えた、非常に深いものだったからです。それは、マレリと私たちの従業員にとって、インスピレーションと誇りの源でした。マレリはこれまでも幾度となく、ホシノレーシング(Team IMPUL)さまの熱い決意と、最後まで諦めない忍耐力に感動をいただきました。公式のパートナーシップは終了しますが、私たちは、今後もホシノレーシング(Team IMPUL)さまに寄り添い、引き続きその戦いを応援し、刺激を受け続けると確信しております」とコメント。

 ホシノインパル代表取締役社長の星野一樹氏は「マレリさまとのパートナーシップは1982年から始まり、日本ラヂヱーターさま、カルソニックさま、カルソニックカンセイさま、(現)マレリさまと、今年で43年目という長きにわたり継続いただき、人心両面で多大なるご支援を賜りました。心より御礼申し上げます。マレリさまとホシノレーシング(Team IMPUL)は、単にビジネスのパートナーシップという言葉で言い表すことのできない深い信頼と尊敬による絆で結ばれており、その気持ちは契約満了後も永遠に失うことはありません。共に歩んできた道をチームの誇りとして心に刻み、さらに精進して参りたいと思います。素晴らしきパートナーシップに心から感謝いたしますと共に、益々のご発展をお祈りいたします」とコメントしている。