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WECマニュファクチャラーズチャンピオン6連覇の小林可夢偉チーム代表兼選手に、日本モータースポーツ記者会 高橋二朗会長が花束を贈呈

2024年11月9日 開催

WECマニュファクチャラーズチャンピオン6連覇を達成した小林可夢偉TOYOTA GAZOO Racing WECチーム代表兼選手(右)と、日本モータースポーツ記者会 高橋二朗会長(左)

6年連続WECマニュファクチャラーズチャンピオンを獲得したTOYOTA GAZOO Racing

 11月9日、スーパーフォーミュラ2連戦を開催中の鈴鹿サーキットにおいて、WEC(世界耐久選手権)マニュファクチャラーズチャンピオンを獲得したTOYOTA GAZOO Racing WECチーム代表とドライバーを兼任する小林可夢偉選手の記者会見が開催された。

 この記者会見は、モータースポーツジャーナリスト協会である日本モータースポーツ記者会とTOYOTA GAZOO Racingの共催となっており、WECのメーカー選手権であるマニュファクチャラーズチャンピオン6連覇を達成したばかりの小林可夢偉選手兼チーム代表がスーパーフォーミュラ参戦のために鈴鹿に来日しており、そのタイミングを活かして開催されたもの。

小林可夢偉TOYOTA GAZOO Racing WECチーム代表兼選手

 会見ではWEC最終戦バーレーンでなぜ勝利できたのかといった勝利のポイントや、今シーズンのWECが非常に厳しい戦いだったにもかかわらず戦いを続けられた理由のほか、つらい状況を切り替える方法などが語られた。

 2024年シーズンのWECは、昨年から続くフェラーリやポルシェとの戦いに加え、キャデラックやプジョーも速くなり、熾烈な戦いが続いた。WECで最強チームとして君臨したトヨタも、毎戦のBOP(バランスオブパワー)制度によってクルマの速さの調整が行なわれるため、速さというアドバンテージは抑えられ、クルマの耐久力、チームの総合力が強く問われる戦いとなっている。

 その中で、ドライバー選手権は逃したものの、最終戦での7号車、8号車の戦い方に見られるように、トヨタはチームとしての総合力を発揮、見事マニュファクチャラーズチャンピオン6連覇を成し遂げた。

 会見の最後には、日本モータースポーツ記者会 高橋二朗会長から小林可夢偉チーム代表兼選手に花束を贈呈。厳しかったシーズンの戦いをねぎらうとともに、その偉業をたたえた。