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ヒョンデ、中国エリア初のショールームを岡山にオープン 販売からメンテナンス・買取までワンストップで提供
2024年11月11日 10:23
- 2024年11月9日 オープン
ヒョンデ(Hyundai Mobility Japan)は11月9日、Hyundai Mobility Loungeとしては国内4店舗目、中国エリアでは初のショールームとなる「Hyundai Mobility Lounge 岡山」をオープンした。
この店舗を運営するのは、岡山市北区建部で車両販売整備業を営むハートアップワールド(Heart Up World)で、代表の佐藤義寛氏は“クルマの楽しさを知ってもらいたい、クルマの総合案内所になりたい”と「車楽伝承」をスローガンに掲げ2008年に起業。
自身も86のワンメイクレースに参戦したり、ドリフト大会D1GPに参戦するチームを作ったり、全力でカーライフを楽しみながら活動してきたほか、BEV(バッテリ電気自動車)もいち早く取り扱うと同時にカスタマイズにも積極的に挑戦。現在は岡山県に野田店と倉敷店、鳥取県に米子店、神奈川県に横浜店の計4店舗を構えるほか、タイヤやオイル製品を中心とした自動車用品を販売するXin(シン)合同会社も運営している。
また、映画コメンテーターの有村昆氏や歌手のダイヤモンド☆ユカイさん、芸人の田村淳さんなどと一緒に車両を製作し、毎年1月に開催される東京オートサロンに出展するなど活躍の場を広げてきた経歴を持つ。
代表の佐藤氏は、「ヒョンデモビリティ岡山は、岡山および中四国の地域の皆さまに、革新的で安全かつ快適な移動空間をお届けするための拠点としてオープンします。わくわくドキドキをさらに進化させ、ここでしか体験できないようなサービスを提供していきたいと思っております」とあいさつ。
店舗はヒョンデをはじめ、長年携わっているテスラの認証工場としても稼働するとしていて、12月にはEVのレンタカー専門店もオープンする予定とのこと。
当日開催したオープニングセレモニーでは、自民党の自動車議員連盟の役員も務める衆議院議員の逢沢一郎氏もかけつけ、「国産車ももちろん大切ですが、多様なニーズを持つユーザーの期待に応えるためには、さまざまな国の素晴らしいデザインや性能を持つクルマがどんどんマーケットに投入され、自動車全体のマーケットが成長することも重要。また、佐藤社長の挑戦し続ける姿勢にはいつも感銘し、応援しています」と祝辞を述べたほか、Hyundai Mobility Japanマネージングダイレクターの七五三木(しめぎ)敏幸氏も、「岡山で自動車を販売するには最も適した場所だし、その中でもデザインも存在感もNo.1の素晴らしいお店だと思います」とコメントを寄せた。
佐藤社長によるとこの店舗は、BEVの購入を検討しているユーザーのサポートをはじめ、最新のEVライフスタイルを提案する場所として設立したほか、整備工場も併設し、「EVのメンテナンスや買い取りサービスまで、ワンストップで提供できる総合的なサポート拠点になる」と言う。
店内には、ヒョンデの最新モデル「アイオニック5」や「アイオニック5N」「KONA(コナ)」が展示され、EVに関する知識の豊富な専門スタッフが常駐し、オンライン購入のサポートや納車・整備に関するサービスまで幅広く対応。さらにカーグッズも並ぶ、広大なくつろぎスペースを用意。もちろんBEVの購入だけでなく、今乗っている愛車の困りごとやカスタマイズの相談もOK。
店舗前には中古車が並ぶほか、来客用の立体駐車場も完備。店舗横には、充電器を備えた駐車場も用意し、中には国内最大級の240kW急速充電器も設置中。裏にはガラス張りでなかの様子がよく見える作業ピットやコーティングブースなども備わる。
当日お祝いに駆け付けた映画コメンテーターの有村昆氏は、自身のYouTubeチャンネルで佐藤社長との交流を持っていて、これまで実施してきた愛車テスラ「モデル3」のカスタマイズを振り返るトークショーを実施。また、11月8日に発売されたばかりの新型「アイオニック5」のカスタマイズの可能性について言及した。
また、有村氏は店内に展示してあるヒョンデの「コナ」も、実車を見るのは初めてとのことで興味津々。エクステリアからインテリアまで、隅々までチェックしていた。