マツダ、4ドアセダンの新型EV「マツダ6e」を欧州導入

MAZDA6e（欧州仕様）

　マツダは1月10日（現地時間）、同社欧州事業を統括する「マツダ・モーター・ヨーロッパ」が、新型バッテリEV「MAZDA6e」を欧州に導入すると発表した。「MAZDA6e」は同日、ベルギーのブリュッセルモーターショー（Brussels Motor Show 2025）において初公開され、今夏に欧州での発売を予定している。

「MAZDA6e」の主要諸元は、ボディサイズが4921×1890×1491mm（全長x全幅x全高）で、ホイールベースが2895mm。バッテリEVモデルとなり、バッテリ容量と航続距離は80kWhモデルが552km、68.8kWhモデルで479km。

MAZDA6e（欧州仕様）

「MAZDA6e」は、2024年4月の北京国際モーターショーで発表されたミッドサイズセダンの電動車「MAZDA EZ-6」をベースに、走行性能や機能性などを欧州向けに造り込んだ新型バッテリEV。20年来のパートナーである長安汽車「重慶長安汽車股份有限公司」が有する電動技術やスマート技術と組み合わせて、電動化要望の高い欧州の商品ラインアップに追加する。

「MAZDA6e」の外観では、シンプルで伸びやかなクーペフォルムを表現。電動車特有の新しさとともにクルマ本来の魅力を感じさせるデザインとした。また、ドライバーの意図にリニアに反応するブレーキ・ハンドリング性能を造り込むことにより、"人馬一体"の走りを実現。さらに、運転支援や事故被害の低減を図るインテリジェントドライブ機能や、音声、タッチ、ジェスチャーによる操作が可能なスマートキャビンなど、より安全性や利便性を高めるスマート機能を備えた。