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トヨタ、進化型「GRカローラ」受注開始 6速MTで568万円、8速ATで598万円
2025年2月4日 13:30
- 2025年2月4日 受注開始
- 568万円~598万円
TOYOTA GAZOO Racing(以下、TGR)は2月4日、モータースポーツ参戦からの学びを生かした進化型「GRカローラ」を同日より注文受付を開始し、3月3日に発売すると発表した。「RZ」の1グレード展開で、価格は6速MTが568万円、8速ATが598万円。
進化型「GRカローラ」の主要諸元は、ボディサイズが4410×1850×1480mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースが2640mm。最高出力224kW(304PS)/6500rpm、最大トルク400Nm(40.8kgf-m)/3250-4600rpmを発生する直列3気筒 1.6リッターターボエンジンを搭載し、駆動方式は4WD、トランスミッションは6速MTと8速ATを用意する。
同モデルは、2024年8月2日に米国で発表された進化型「GRカローラ」の日本仕様車。プロドライバー、評価ドライバー、そしてマスタ―ドライバーのモリゾウこと豊田章男氏からのフィードバックをもとに、限界領域や日常使いにおいてもずっと乗っていたくなる野性味を追求したモデルとなる。
スーパー耐久シリーズなどのモータースポーツに参戦する中で得た学びを生かし、高速コーナーでの旋回性能、加速性能や冷却性能などを改良。進化型「GRヤリス」にも採用した新開発8速ATのGR-DAT(GAZOO Racing Direct Automatic Transmission)を追加設定した。
なお、TGRでは2月7日~9日の3日間、インテックス大阪(大阪市)で開催される「大阪オートメッセ2025」に出展して、進化型「GRカローラ RZ」(日本仕様車)を展示する。
進化型GRカローラ 日本仕様車のみに採用した主な進化内容
日本仕様車のみに採用した主な進化内容としては、「SPORT Package」と「サーキットモード」の設定。「SPORT Package」は、専用セミバケットシートなど、よりスポーティで上質感のある内装をメーカーパッケージオプション設定している。
「サーキットモード」は国内のサービス対象サーキット・施設において、アンチラグ制御の追加やスピードリミッター上限速度の引き上げなど、クルマのポテンシャルを引き出す機能が有効となるサービスを用意。GPSによる位置判定や専用アプリ上での操作により、シフトタイミングやエンジン回転数を直感的に示す専用メーター表示に切り替わり「サーキットモード」が利用可能になる。
そのほか、すでに「GRカローラ」を購入したユーザーに向けて、進化型「GRカローラ」の進化点を体感してもらえるアップグレード用部品セットの登場も予定されている。