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トヨタ、米国・ノースカロライナ州の車載電池工場を稼働 4月から北米電動車向けに出荷開始
2025年2月5日 17:59
- 2025年2月5日 発表
トヨタが米国で初めて電動車向け電池を生産
トヨタ自動車は2月5日、海外初のトヨタ内製電池製造会社として設立したToyota Battery Manufacturing, North Carolina(TBMNC)の生産準備を完了し、4月から北米電動車向けに電池の出荷を始めると発表した。
米国・ノースカロライナ州に設立されたTBMNCは米国で11か所目の生産事業体となり、HEV、PHEV、BEVの電池をトヨタが米国で初めて生産する電池工場となる。投資額にして約140億ドル、約5000人の雇用を計画しており、これまでの実績と合わせると、米国において累計で約490億ドルを投資し、約28万人の雇用を創出することになるとのこと。
トヨタは、事業を行なう全ての国・地域において、愛され、頼りにされる「町いちばんの企業」を目指しているという。引き続きマルチパスウェイ戦略で多様な選択肢を提供し、顧客ニーズに応えるとともに、米国企業の一員として雇用と継続的な投資を通じ、地域に貢献していくとした。
TBMNC概要
名称:Toyota Battery Manufacturing, North Carolina(トヨタ バッテリー マニュファクチャリング ノースカロライナ)
設立:2021年11月
代表者:Sean Suggs氏
出資:Toyota Motor North America, Inc.(TMNA)90%、豊田通商10%
従業員数:約5000名(予定)
事業概要:車載用電池の製造