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2025年秋開業予定「トヨタアリーナ東京」、アディダスが屋外コート命名権取得「adidas SPORTS PARK」に
2025年2月6日 17:43
- 2025年2月6日 発表
アディダス ジャパンのエリアネーミングライツ契約締結で屋外コートの名称は「adidas SPORTS PARK」に決定
トヨタアルバルク東京は2月6日、2025年秋開業予定の新アリーナ「TOYOTA ARENA TOKYO」の屋外4階に設置するバスケットコートについて、アディダス ジャパンがエリアネーミングライツ(命名権)を取得し「adidas SPORTS PARK」とすることが決定したと発表した。
adidas SPORTS PARKでは、心が躍り、誰もが身体を動かしたくなるような、バスケットボールコート設置を目指しており、イベントのない日には、誰でも幅広く利用できるよう計画。エリアネーミングライツを通じ、アディダスとともにadidas SPORT PARKを未来のバスケットボール選手の挑戦が始まる場、子どもをはじめさまざまな人の可能性を広げていく場として展開していくとしている。
コートデザインについては、メインのコート面には、東京のバスケットボールコートのシンボルになることを目指し、アディダス、アルバルク東京と特別なデザイナーの3者とが協業したスペシャルデザインが施される予定。具体的なデザインは、完成時に披露される。
OUR SHOES, OUR COURT プロジェクト supported by adidas
なお、「adidas SPORTS PARK」の施工にあたり、不要となったシューズを再利用する「OUR SHOES, OUR COURT プロジェクト supported by adidas」が実施されアディダスも協力。同プロジェクトを通じて、バスケットボール、アルバルク東京、TOYOTA ARENA TOKYO、地域に関わる人の思いをコートに反映する取り組みもスタートさせる。
「OUR SHOES, OUR COURTプロジェクト supported by adidas」では、TOPPANの「RE:MixCourt(リミックスコート)」を導入し、ファンや選手が使い古したシューズをコートに生まれ変わらせる。「TOYOTA ARENA TOKYO」のテーマの1つに掲げている「サステナビリティ」の推進に加え、これまでの思いが詰まったシューズがバスケットボールコートとなることを通じて、より多くの方に愛着を持ってもらうことを目指す。シューズの回収は2025年3月より、ホームゲーム等を通して実施される。
アディダス ジャパン 代表取締役 萩尾孝平氏は、「当社はアルバルク東京さまとBリーグ初年度より、バスケットボール界に新しい風を起こしていこうと、さまざまな取り組みを継続的に行なってまいりました。このたび、多くの夢や可能性のつまった新アリーナのエリアネーミングライツの契約を締結させていただき、心より光栄に思っております。私たちアディダスは、常に『スポーツを通して、私たちには人々の人生を変える力がある』と、スポーツの可能性を信じております。まさにアリーナのコンセプトである“可能性にかけていこう”としっかりと融合し、年齢や国籍などを問わず、さまざまな方々がバスケットボールやスポーツそのものの素晴らしさを体感してもらえるようなパークを目指していきたいと思っております」とコメント。
トヨタアルバルク東京 代表取締役社長 林邦彦氏は、「Bリーグ発足当初よりタッグを組み、大切なパートナーとして共にシーズンを戦ってきましたアディダスさまとこのような取り組みができますこと、大変嬉しく心より感謝申し上げます。TOYOTA ARENA TOKYOの特徴的な場所の一つでありますadidas SPORTS PARKがきっかけとなり、1人でも多くの方がバスケットボールに触れ、バスケットボールを好きになり、そして将来のバスケットボールプレイヤーが生まれることを楽しみにしております。引き続きアディダスさまにはパートナーシップを通じてアルバルク東京の発展をサポートいただきながら、共に日本のバスケットボールの発展に取り組んでいきたいと思います」とコメントしている。
adidas SPORTS PARK 概要
・場所:東京湾を眺望可能な屋外4階部
・設備:バスケットボールコート1面/ゴール4基(一般公式、ミニバス各2基)
・開放時間:今後公開予定