ニュース

世界ラリー選手権第2戦ラリー・スウェーデンで勝田貴元選手が2位表彰台 トヨタがGRヤリス ラリー1で1-2フィニッシュ

WRC第2戦ラリー・スウェーデンで2位表彰台を獲得した勝田貴元選手

 2月13日~16日の4日間にわたってWRC(世界ラリー選手権)第2戦ラリー・スウェーデンが開催された。TOYOTA GAZOO RacingはこのWRC最高峰となるラリー1クラスにワークス参戦しており、ヒョンデやフォードと激しい戦いを続けている。

 第2戦ラリー・スウェーデンでは、3日目となるデイ3終了後トップに立っていたのは、トヨタ GRヤリス ラリー1のエルフィン・エバンス/スコット・マーティン組。エバンス選手に続き、同じトヨタ GRヤリス ラリー1の勝田貴元/アーロン・ジョンストン組が3.0秒差で追いかける展開。

トヨタ GRヤリス ラリー1 勝田貴元/アーロン・ジョンストン組

 最終日となる16日のデイ4は、SS16~18の3つのSS(スペシャルステージ)で争われた。

 最終日、最初のSSであるSS16を終えて総合トップに立ったのは勝田貴元選手。勝田選手はエバンス選手に4.5秒の差を付け、この時点で初優勝が狙えるポジションに付けた。

 しかしながら、次のSS17でエバンス選手のほうがよいタイムを出し、逆に3.7秒の差を付けられた。

 最終SSとなるSS18、勝田選手はラストから1つ前の出走順。その時点でのトップタイムを出すものの、最後に走ったエバンス選手が勝田選手を0.1秒上回り、最終的に勝田選手は3.8秒差の2位となった。

 TOYOTA GAZOO Racingは第1戦に続いて1-2フィニッシュ、ドライバーズランキングではエバンス選手がトップに立った。

優勝したエルフィン・エバンス/スコット・マーティン組