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ビーウィズ、5cmワイドレンジトゥイーター「L-50L」 ミドルクラスのルーセントシリーズ新製品
2025年2月28日 10:00
- 2025年2月28日 発売
- 3万3000円
ビーウィズは2月28日、ミドルクラススピーカー「BEWITH Lucent」(ビーウィズ ルーセント)シリーズの新製品として、5cmワイドレンジトゥイーター「L-50L」を発売した。価格は3万3000円。
L-50Lは、BEWITHが標榜する超高忠実再生をもっともリーズナブルに楽しめるルーセントシリーズの新製品。ルーセントは、「Confidence」(コンフィデンス)、「Accurate」(アキュレート)、「Reference AM」(リファレンス エーエム)の各シリーズに続く第4番目のBEWITHスピーカーシリーズで、BEWITHのスピーカーシリーズとして最もリーズナブルな価格帯の製品でありながら、アルミ-マグネシウム振動板をはじめとする上位機種の技術を受け継ぎ、超高忠実再生を基本としたBEWITH流の音づくりを実践。クリアで快活なサウンドと、純正アンプでも余裕をもって駆動できる使いやすさを両立した。
これまでルーセントシリーズは16.5cm 2ウェイセパレートシステムの「Lucent Duo165」、10cm 2ウェイセパレートシステムの「Lucent Duo100」のセット商品2機種をラインアップ。今回発売するL-50Lは初の単品ユニット(ペア、ネットワークなし)として販売することで、既発売のセット商品を補完する使い方のほか、コンパクトなサイズを生かした純正スピーカー装着位置への交換装着の可能性も広げるとした。
L-50Lの主な特徴は、ほかのルーセントシリーズと同じく、上位機種のReference AMシリーズで実績を積んだアルミ-マグネシウム(AM)振動板を採用。浅型のコーン形状や柔軟性の高いロールエッジなどの組み合わせによって十分な振幅ストローク量を確保し、200Hz~22kHzにおよぶワイドレンジ特性を実現している。
なお、表記の数値は再生周波数範囲となり、実際の使用にあたっては少なくとも400Hz、またはそれ以上のハイパスフィルター(HPF)と組み合わせる必要があり、L-50Lの音質的特徴が最大限に発揮される推奨クロスオーバー周波数は800Hz以上としている。また、カットオフ周波数400Hz未満、またはHPFなしでの使用はボイスコイル焼損の原因となるため、製品保証の対象外となるとのこと。
L-50Lは取付口径Φ55mm、取付奥行寸法32mmのコンパクトサイズにより、最近増加しているという5~7cm口径クラスの純正スピーカーや、取付部周辺に余裕のある純正トゥイーターなどとの交換装着にも対応。手軽なスピーカー交換で純正オーディオシステムのポテンシャルを高められるとした。ただし、車種専用キットではないため、ブラケット類の作成や配線加工などが必要となる場合があるとしている。
L-50Lには限られたサイズでも本格的なHi-Fiリスニングが楽しめるよう、大型フェライトマグネットとショートボイスコイルを組み合わせた強力な磁気回路を搭載。磁気回路を支えるバスケット(フレーム)部は高剛性・低共振のアルミダイキャスト製とし、腐食や傷に強い黒色結晶塗装が施されている。
取り付けは、同時発売の砲弾型エンクロージュア「G-50AS」(2万2000円)や、既発売の「G-50MG」「G-50B/W」(旧製品、販売終了)といったマウントに対応。組み合わせて使用することでL-50Lの特性を最大限に引き出せるほか、Aピラー周辺やダッシュボード上といった車室内の自由な場所に設置して、インストレーションの可能性を広げられるとした。