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アウディ、バッテリEV「Q4 e-tron」シリーズ新車購入者にPCA会員費・利用費を3年間無料提供する期間限定キャンペーン

2025年3月14日 発表
Q4 スポーツバック 45 e-tron

 アウディ ジャパンは3月14日、バッテリEV(電気自動車)のコンパクトSUV「Q4 e-tron」シリーズの新車を2025年3月1日〜4月30日の間に登録したユーザーを対象に、PCA(Premium Charging Alliance)の会員費・利用費を3年間無料で提供する期間限定キャンペーンを実施すると発表した。

 PCAは、加盟ブランド(現時点はアウディ、フォルクスワーゲン、ポルシェ)のEV(電気自動車)オーナー向けに提供されている90kWから150kW級出力のCHAdeMO規格急速充電器ネットワークを統合したプレミアム充電サービス。

 これまで、アウディでは電気自動車「e-tron」の新車購入者で、PCAサービスに新規入会したユーザーに、購入モデルにかかわらず、最初の1年間の会員費および利用費を無料で提供してきた。キャンペーンは、Q4 e-tronシリーズの車両を2025年3月と4月に新車登録したユーザーを対象に、無料期間を1年間から3年間に延長するものとなる。

Q4 45 e-tron

 アウディでは、PCAのサービス拠点を中心に、日本における充電インフラの拡充を継続して進めていて、アウディの正規販売店では、国内では最速レベルの150kW出力充電器の設置を、118拠点119基(現時点)で完了。

 また、2024年4月には、都市部におけるEV充電拠点不足という課題に対応する、150kW出力の蓄電池型急速充電器2基4口を備えたACH(Audi charging hub)紀尾井町を東京都千代田区に開設し、PCAオーナー以外のブランドのEVユーザーへの急速充電サービスを始めた。そして2025年4月には、ACHの2拠点目「Audi charging hub芝公園」を、さらに神奈川県厚木市に新規オープンする正規販売店にも、ACH同様のサービス提供をする急速充電拠点をオープンする予定。

 そのほかにも、充電拠点の拡充においては、8kW普通充電器「Audiデスティネーションチャージャー」をさまざまな企業や団体と協業して全国に約300基設置し、目的地での充電ニーズに応えている。

 バッテリEVの導入モデルとしては、2018年に初の完全電気自動車「e-tron」を発表して以来e-tronシリーズの拡充を続け、プレミアムコンパクトSUVの「Q4 e-tron」シリーズのほか、フラグシップモデルの「e-tron GT」シリーズや「Q8 e-tron」シリーズなど、全10車種を日本市場に導入してきた。2025年は、一充電走行距離がe-tronファミリーで最長の656km(欧州仕様)を誇る「Q6 e-tron」や、アウディ史上最も空力性能の高い「A6 e-tron」など次世代のプレミアムe-モビリティを日本市場に導入予定としている。