ニスモ、RZ34フェアレディZ専用コンピュータ「NISMOスポーツリセッティング」

フェアレディZ NISMOには、スピードリミッターの作動速度を変更する「TYPE-1」が用意されている

　ニスモ（NMC：日産モータースポーツ＆カスタマイズ）は、フェアレディZ（RZ34）の2025年モデル専用チューニングコンピュータ「NISMOスポーツリセッティング」を4月1日に発売する（出荷開始は4月下旬）。

　適合と価格は、NISMOグレード向けにスピードリミッターの作動速度を変更した「TYPE-1」が13万2000円。NISMO以外のグレード向けにエンジン出力特性の変更までを行なった「TYPE-2」が15万4000円。いずれも作業工賃込みで、純正コンピュータは回収となる。

　TYPE-1は、高いパフォーマンスを発揮する「フェアレディZ NISMO」を、サーキットをはじめとしたクローズドコースでより気持ちよく安全にスポーツ走行を楽しむためのコンピュータ。

　またTYPE-2は、優れたエンジンパフォーマンスを発揮するVR30DDTTエンジンのポテンシャルを、各種制御のチューニングを行なうことによりさらに引き出し、出力特性が向上するほか、全回転域での伸びのよいリニアな加速感を実現。さらにスピードリミッターの作動速度の変更に加え、特に低中速域でのアクセルレスポンスを向上させ、より発進時や加速時にスポーティなフィーリングを楽しめる（AT車はSPORTSモードの場合）。

NISMO以外のグレードはTYPE-2が適合