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京成バス、いすゞ「エルガEV」2両を金町営業所に導入

2025年4月1日 発表
金町営業所に導入した最新型EV大型路線バス「エルガEV」

 京成バスは4月1日、いすゞ自動車のバッテリEV(電気自動車)大型路線バス「エルガEV」2両を金町営業所に導入し、3月31日から葛飾区内の路線で運行を開始したと発表した。

 新たに導入されるバッテリEV大型路線バスのいすゞ「エルガEV」は、車両寸法が10540×2480×3330mm(全長×全幅×全高)で、車両総重量16200㎏、乗車定員は68人(座席20人:運転士を含む、立席48人)。金町営業所に2両導入され、新53系統 亀有線(亀有駅~葛飾区役所~新小岩駅東北広場)で運行される。

 これにより、京成バスが保有する環境配慮型車両は、いすゞ「エルガEV」2両 (金町営業所 亀有線)に加えて、BYDの大型EV「K8」4両(江戸川営業所 江戸川区内各路線)、BYDの小型EV「J6」4両(奥戸営業所 墨田区内循環バス)、トヨタ自動車の大型FCV「SORA」1両(東雲車庫 東京BRT)の計11両となった。

 京成バスが新たに運行を開始する車両は、走行時にCO2等の温室効果ガスを排出せず、騒音や振動が小さいというEV車両の特性に加え、車内に段差のないフルフラット仕様により、高齢者や車いすの利用者も利用しやすいバリアフリー性を有するなど、快適性が向上しているという。京成バスでは これからも政府が掲げる「2050年カーボンニュートラル」の達成、脱炭素社会の実現を目指し、環境配慮型車両の導入を推進していくとしている。

車内に段差のないフルフラット仕様