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ポルシェ、「ポルシェ トラック エクスペリエンス 2.0」予約受付開始 富士スピードウェイで9月開催

2025年4月23日 発表
「ポルシェ トラック エクスペリエンス 2.0」の予約受付開始

 ポルシェジャパンは4月23日、ポルシェによるサーキットプログラム「ポルシェ トラック エクスペリエンス 2.0」(PTX 2.0)の予約受付を開始した。

 PTX 2.0は、基礎知識となる座学から高度なドライビングテクニックまで、経験豊富なポルシェ公認インストラクターの指導により、自身のポルシェが持つ性能を存分に体感できるサーキットプログラム。車両の貸し出しもプログラムによって対応しており、最新のポルシェのパフォーマンスを安全な環境で、最大限に体感できるのも魅力の1つ。9月のPTX 2.0は富士スピードウェイを舞台に開催される。

 PTX 2.0のプログラムは、スキルに合わせて3つのレベルが設定され、「G-Force」「Performance」は9月16日に、「Master」は9月17日の開催となる。

 参加費用は、自身の車両で参加する場合、G-Forceが20万円、Performanceが28万円、Masterが35万円。911モデル貸し出しの場合は、Performanceが47万円、Masterが54万円。どのプログラムにも同行者プランの用意があり、見学も可能。

ポルシェが展開するモータースポーツプログラム

 今回アップデートされたPTX 2.0では、FIA公認レーシングサーキットである富士スピードウェイでの走行時間が大幅に延長し、参加者はサーキットで丸一日を過ごす機会を得られる。

 G-Forceプログラムは、ダイナミックエリアを使用し、ドライ路面とウェット路面の両方で車両をコントロールする方法を習得。

「ポルシェ トラック エクスペリエンス 2.0」のイメージ

 Performanceプログラムでは、レーシングコース全体の知識をさらに深め、より安全に運転するための技術を取得するため、走行前コースインスペクションやインストラクターによる先導走行を経て、最終的にはフリードライビングで走行ラインを確立していく。

インストラクターによる先導走行などを展開

 Masterプログラムは、熟練したドライバーとして基礎以上のドライビングテクニックを習得するためのプラグラムで、先導走行により理想的な走行ラインを学習するだけでなく、オーバーテイクのシミュレーション、各コーナーにおける複数のラインパターンを実践したのち、フリードライビングでは自身でトレーニング内容を確認する。最終的にはインストラクターのサポートを受けずにレーシングコースを安全に速くドライビングすることを目標としている。

 G-Forceは誰でも参加可能であるが、PerformanceとMasterに参加する場合はPTXの下位プログラムへの参加実績が必要。Performanceについては、PTXへの参加が初めての場合、過去に「ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京」の90分間プログラムへの参加経験があれば申し込み可能としている。

 なお、今回の参加資格に関わるポルシェ・エクスペリエンスセンター東京では、最新のポルシェを体験できる充実したドライビングプログラムを多数用意。2.1kmの周回トラックと5つのダイナミックドライビングモジュールでは、初心者に向けた「Porsche Young Driver Experience」や、データ分析を活用したアクセラレートプログラム、走行性能を最適化するマンタイパフォーマンスキットを装着した911 GT3のプログラムなど、スキルに合わせたプログラムを用意している。

「ポルシェ トラック エクスペリエンス 2.0」のイメージ

 ポルシェ トラック エクスペリエンスは、1974年にポルシェ911ターボの導入とともに「ポルシェ スポーツファーシューレ」としてドイツで始まったプログラムで、その歴史は50年にわたり、各国で継続的に開催されている。

9月開催の「ポルシェ トラック エクスペリエンス 2.0」は富士スピードウェイを舞台に開催