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マクラーレンレーシング、2024/25シーズン(シーズン11)でフォーミュラEから撤退
2025年4月25日 21:08
- 2025年4月25日(現地時間)発表
ABB FIA フォーミュラE 世界選手権に参戦するマクラーレン レーシング(NEOM McLaren Formula Eチーム)は4月25日(現地時間)、2024/25シーズン(シーズン11)をもってフォーミュラEから撤退すると発表した。
この発表について、マクラーレン レーシング CEOのザック・ブラウン氏はフォーミュラEがモータースポーツにおいて不可欠な役割を果たしているとしつつ、2027年にFIA世界耐久選手権(WEC)のハイパーカークラスに参戦することなどを例に出し、「マクラーレン レーシングの戦略的方向性により近いほかの機会を模索するときがきている」とコメント。
また、2024年10月にTDKはマクラーレン レーシングとフォーミュラEにおいて複数年にわたる戦略的技術提携を締結していたが、それも2024/25シーズンまでとなる。
TDKはリリースで「昨年の契約締結後、当社はNEOM McLaren Formula Eチームやその熱狂的なファンの方々、そしてフォーミュラEの世界とともに素晴らしいモメンタムを築いてきました。そのような中、当社にとっては大変残念なお知らせとなりましたが、これを新たなきっかけと捉え、当社としてより広範で影響力のあるコラボレーションを模索します。当社は、マクラーレン レーシングを含む多くの関係者と将来の取り組みを戦略的に構築するための議論を今後積極的に進めていきます。当社は、日常生活で使用するさまざまな製品の内側から社会を変革するような、強力なインパクトを与えることのできる最もエキサイティングな企業の一社として、世界にその可能性を示していきたいと考えています」と述べている。詳細については決定次第アナウンスするとのこと。