トヨタ、デトロイトショーで「86」の北米版「FR-S」のレースカー 600HPのエンジンを搭載してフォーミュラ・ドリフトに参戦 |
トヨタ自動車は、2012年北米国際自動車ショー(2012年1月9日~22日、現地時間)において、同社の小型FRスポーツ「86」の北米版「FR-S」のレースカーを公開した。
FR-Sは86の北米版で、若者層をターゲットにした「サイオン」ブランドから発売されることが決定している。86の詳細については関連記事を参照されたい。
今回発表されたFR-Sのレースカーは、サイオンレーシングとトラストのチューニングブランド「グレッディ」が共同で開発したもの。このレースカーで、米国で行われているフォーミュラ・ドリフトシリーズに参戦することを明らかにしており、ドライバーはケン・グシ選手が務める。
スペックの詳細は不明なものの、600HPを発生するエンジンを搭載するほか、外観上では大型のGTウイングやエアロパーツ、カナード、F1ミラー、レイズ製ホイールなどを装着。車高も低められている。
また、インテリアではアンダーコートなどを剥がして軽量化が図られるほか、ロールバーにより安全性とボディー剛性を高めている。
(編集部:小林 隆)
2012年 1月 10日