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パイオニア、純正オーディオ/ナビに多彩な音響調整能力を追加できるカロッツェリア デジタルプロセッサー2機種
2025年5月8日 15:14
- DEQ-7000A:2025年9月発売
- DEQ-2000A:2025年12月発売
パイオニアは、Class Dハイパワーアンプを内蔵したカロッツェリア デジタルプロセッサーの、豊富な入出力端子を備えたハイレゾ音源対応のハイグレードモデル「DEQ-7000A」を9月に、専用のセッティングデータで手軽に最適な音場を構築できるエントリーモデル「DEQ-2000A」を12月にそれぞれ発売する。
価格はDEQ-7000Aが12万6500円、DEQ-2000Aがオープンプライス。DEQ-2000Aの店頭予想価格は5万3000円前後を想定している。
なお、DEQ-2000Aは、オートバックスセブンの協力を得て開発を行ない、2025年7月から全国のオートバックス店舗で先行発売を予定している。
近年、車内システムの統合コクピット化が進んでおり、純正オーディオシステムの取り外しや市販商品への交換が困難なケースが増えているという。また、車両の純正オーディオシステムを活用しつつ、より高音質な音楽を楽しみたい、というニーズも高まっているとのこと。
今回発売される両モデルは、車両の純正オーディオシステムや現在使っているナビゲーションシステムに、タイムアライメントやイコライザー、出力レベルの調整など多彩な音響調整能力を追加し、車両に理想の音響空間を構築可能。高性能なDSPを搭載しており、無料のスマートフォン用アプリケーション/Windows PCソフト(「DSP Controller」)で、好みに合わせた音響調整を直感的に行なえる。
また、ハイレゾ再生に対応しているほか、ナビゲーション音声とDSPソース音源の同時出力も可能。楽曲に合わせて簡単に切り替えられるプリセットイコライザー(5種類)を搭載している。
本体サイズはどちらも200×47×169mm(幅×高さ×奥行き)と小型サイズとなっており、シート下などへの設置を容易にしている。
システムの拡張性に優れたハイグレードモデルのDEQ-7000Aには、ソースの切り替えなどを手元で行なえる専用リモコンを付属。
エントリーモデルのDEQ-2000Aは、車種ごとの車室内音響特性に合わせてチューニングした代表車種20車種の「サウンドチューニングデータ」を用意。Webサイトから無料ダウンロードすることで、手軽に音質を向上できるようにしている。
DEQ-2000Aには2.5mの延長ケーブルを同梱するほか、別売のスピーカーライン入出力ケーブルで、純正配線を切断せずに接続可能とした。