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フィアット、3代目パンダ初の4WDモデル「パンダ 4×4」を340台限定発売
フィアット車で初めて衝突被害軽減ブレーキを採用。電子式デフロックも搭載
(2014/9/25 20:27)
フィアット クライスラー ジャパンは、5ドアハッチバックモデル「パンダ」の4WDモデル「パンダ 4×4」を10月4日に340台限定発売する。全車右ハンドル仕様で価格は251万6400円。限定台数のうち、ボディ-カラー別に専用設定となる「タスカングリーン」が160台、「アイスホワイト」が120台、「イタリアンレッド」が60台という内訳となる。
2013年6月に発売された3代目パンダで初めての4輪駆動モデルとなるパンダ 4×4では、通常ラインアップモデルであるパンダ Easyと同じ直列2気筒 マルチエア0.875リッターターボのツインエアエンジンを搭載しつつ、トランスミッションを5速シーケンシャルトランスミッションのデュアロジックから6速MTにスイッチ。車高も65mm高めたほか、専用となるアルミホイール、フロント&リアバンパーのアンダーガードを装着し、4WDモデルらしいアグレッシブさをアピールする。
4WDシステムは悪路でタイヤがスリップしたときに空転しているタイヤの回転を抑制。さらにスイッチ操作で4輪をロックし、オフロードなどでの走破性を高める「電子式ディファレンシャルロック(ELD)」も搭載している。
このほか、フィアットのラインアップ車として初めて衝突被害軽減ブレーキ「シティブレーキコントロール」を採用。レーザーセンサーが前方の車両を探知し、30km/h未満の走行中に前方の車両と追突する可能性がある場合に自動的にブレーキを作動させる。