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アバルト、パワーウェイトレシオ5.2kg/HPの史上最速モデル「695 ビポスト」
フルスペック仕様に、レース用「ドグリングトランスミッション」を採用
(2015/7/8 20:36)
- 2015年9月1日発売
- 標準仕様:594万4000円
- フルスペック仕様:845万6400円
FCAジャパンは、アバルト史上最速のモデル「アバルト 695 ビポスト」を、9月1日より発売する。価格は標準仕様が594万4000円、フルスペック仕様が845万6400円。
「アバルト 695 ビポスト」は、アバルトのレーシング部門が販売するレース専用モデル「Abarth 695 Assetto Corse」の公道版との位置付けで、乗車定員2名の2シーターモデル。車重の軽量化を追及し車両重量1060kg(乾燥重量は997kg)、パワーウェイトレシオ5.2kg/HP、0-100km/h加速5.9秒を達成した。
エンジンは、直列4気筒DOHC 1.368リッターターボエンジンを搭載、最高出力は139kW(190HP)/5750rpmを発生。
最大トルクに関しては、標準仕様が230Nm(23.4kgm)/2000rpmで、SPORTスイッチON時には250Nm(25.5kgm)/3000rpmとなる。フルスペック仕様では250Nm(25.5kgm)/2500rpmで、SPORTスイッチON時には270Nm(27.5kgm)/2500rpmとなる。
エンジンパフォーマンスの向上のため、大型の「フロントレーシングインタークーラー」やBMC製「カーボンエアクリーナーボックス」のほか、低回転域から高回転域までより高いパフォーマンスを発揮し、バルブの切り替えにより胸のすくエンジンサウンドを発生するAkrapovic製「デュアルステージエキゾーストシステム」などを採用。
そのほか、OZ Racing製の18インチホイール、アルミエンジンフード、チタンホイールボルトなど、軽量素材を採用した。
また、フルスペック仕様では、公道仕様車として世界初採用というレース用トランスミッション「ドグリングトランスミッション」を搭載。サーキット専用装備として、AIM製「データロガーMXL2」やSabelt製「4点式シートベルト」など採用し、公道走行に加えてサーキット走行にも対応した。
標準仕様 | フルスペック仕様 | |
---|---|---|
価格 | 5,944,000円 | 8,456,400円 |
車両重量 | 1,060kg | |
乗車定員 | 2名 | |
エンジン | 直列4気筒 DOHC 16バルブ インタークーラー付ターボ | |
総排気量 | 1,368cc | |
最高出力 | 139kW(190HP)/5,750 rpm | |
最大トルク | 230Nm(23.4kgm)/2,000 rpm | 250Nm(25.5kgm)/2,500 rpm |
SPORTスイッチON時の最大トルク | 250Nm(25.5kgm)/3,000rpm | 270Nm(27.5kgm)/2,500rpm |
トランスミッション形式 | 5速マニュアル(前進フルシンクロ) | 5速マニュアル(ドグリング、シンクロ無し) |
ハンドル位置 | 左 | |
JC08モード燃費 | 13.5km/L | 14.0km/L |