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アバルト、高級ボートメーカー「リーヴァ」とコラボした150台限定車「695/695C リヴァーレ」発表会

ブルー/グレーのボディカラーやブルーレザーシート、マホガニーのアクセントでラグジュアリーに

2018年11月9日 発売

695 リヴァーレ:405万円

695C リヴァーレ:422万円

ラグジュアリーボートメーカー「リーヴァ」とコラボしたアバルトブランドの限定車「695/695C リヴァーレ」(写真はカブリオレの695C リヴァーレ)

 FCA ジャパンは11月9日、ラグジュアリーボートメーカー「Riva(リーヴァ)」とコラボレーションしたアバルトブランドの限定車「695/695C Rivale(リヴァーレ)」を発売した。クーペモデルの695 リヴァーレは85台限定で405万円、カブリオレの695C リヴァーレは65台限定で422万円。ステアリング位置はいずれも右のみの設定。

 同日、東京 青山のスパイラルガーデンで行なわれた発表会ではFCA ジャパン 代表取締役 社長 兼 CEOのポンタス・ヘグストロム氏、リーヴァの正規ディーラーであるリュウカンパニー代表の神影隆一氏が挨拶を行なうとともに、マーケティング本部 プロダクトマネージャーの生野逸臣氏が製品紹介を実施。

FCA ジャパン株式会社 代表取締役社長 兼 CEOのポンタス・ヘグストロム氏
株式会社リュウカンパニー代表の神影隆一氏
FCA ジャパン株式会社 マーケティング本部 プロダクトマネージャーの生野逸臣氏
695 リヴァーレのアンベール

 今回のコラボレーションは、リーヴァのさまざまなボート競技での勝利にかける情熱、革新的なボート作りを極める飽くなき探求心が、アバルトブランドの根底に流れるチャレンジスピリットに通ずるものがあることから実現。

 695 リヴァーレは、リーヴァ製の最新鋭56フィート・フライブリッジボート「リヴァーレ」からインピレーションを受けて内外装をデザイン。エクステリアではボディカラーに専用の「Bicolore Blu/Grigio Riva(ブルー/グレー)」を用いるとともに、アクセントラインとしてアクアマリンを採用。装備面では17インチ専用ホイールやアクラポビッチ製のカーボン仕上げハイパフォーマンスエキゾーストシステム、695 リヴァーレのエンブレム、随所にあしらわれたクロームパーツなどによってラグジュアリーな雰囲気を高めた。

695 リヴァーレはリーヴァ製の最新鋭56フィート・フライブリッジボート「リヴァーレ」からインピレーションを受けて内外装をデザイン。ボートのリヴァーレの価格は約2億円とのこと
695 リヴァーレのボディサイズはクーペ、カブリオレともに3660×1625×1505mm(全長×全幅×全高)、ホイールべースは2300mm。車両重量はクーペが1120kg、カブリオレが1160kg
ボディカラーに専用の「Bicolore Blu/Grigio Riva(ブルー/グレー)」を用いるとともに、アクセントラインとしてアクアマリンを採用。足下は専用の17インチホイールにミシュラン「パイロットスポーツ 3」(205/40 R17)の組み合わせ。アクラポビッチ製のカーボン仕上げハイパフォーマンスエキゾーストシステムも特徴的

 また、ブラックを基調としたインテリアには、ブルーレザーを用いたシートやメーターフード、ステアリングホイールを組み合わせるとともに、ダッシュボードやステアリングホイールの一部にアクセントとして高級家具などに用いられる木材「マホガニー」をあしらうことで、ラグジュアリーボートを想起させる上質で洗練された空間を表現したという。

 パワートレーンについては、ともに直列4気筒DOHC 1.4リッターターボ「312A3」型エンジンにATモード付5速シーケンシャルトランスミッションを組み合わせ、前輪を駆動。最高出力は132kW(180PS)/5500rpm、最大トルクは230Nm(23.5kgfm)/2000rpmで、SPORTスイッチを使用すると最大トルクが250Nm(25.5kgfm)/3000rpmへと引き上げられる。

インテリアではブルーレザーを用いたシートやメーターフードを採用するとともに、ダッシュボードやステアリングホイールの一部に「マホガニー」をあしらうことでラグジュアリーボートを想起させるデザインに仕上げた
直列4気筒DOHC 1.4リッターターボ「312A3」型エンジンの最高出力は132kW(180PS)/5500rpm、最大トルクは230Nm(23.5kgfm)/2000rpm

 発表会で挨拶を行なったヘグストロム社長は2018年のFCA ジャパンとしての販売状況について触れ、2016年の年間販売台数が2万台を突破するという記録を作り、2018年は2万3000台を超える状況にあるという。

 また、「弊社は数か月前、アルファ ロメオ初のSUVであるステルヴィオを発表しました。ステルヴィオはSUVを運転する際、とかく犠牲になりがちな動力性能や操縦性能といったものも備えています。2日前には日本カー・オブ・ザ・イヤーの10ベストカーにも選出されました。そして10月にはビッグマイナーチェンジとして新型ジープ チェロキーや、新型ジープ ラングラーを発表しています。これらのモデルとともに、フィアットやアバルトブランドからも新しいモデルがデビューします。FCA ジャパンの企業としてのミッションは、われわれが持つブランドの長年にわたる文化や伝統といったものが、ありきたりとも言える日本の自動車市場に新しい息吹をもたらすことにあります。アバルトはこのミッションにまさに忠実に応えてくれると言えます」と、直近の動向や企業としての使命について報告。

 そして販売網について「アバルトブランドは2009年に日本導入され、この市場では最も新しく若いブランドで、(ブランド創設者である)カルロ・アバルトがそうであったように、われわれの始まりも控えめなものでした。初年度は4店舗のディーラーで販売を開始し、その年に500台を売り上げました。5年前、その販売ネットワークはその後認知が広まって保有台数も増え、より多くのサービス拠点が必要になったことで結果として25店舗まで拡大。また販売台数も1400台まで急増しました。2017年以来、アルファ ロメオは単独の専売ネットワーク、そしてアバルトはフィアットと組み合わせた専売ネットワークの構築を進めました。その結果、北は旭川、南は鹿児島にまで至る全国でトータル78拠点のディーラーで販売しています。昨年、日本では3000台を超えるアバルトモデルを販売し、日本はアバルトにとって世界で最も重要な市場の1つです」と、日本市場の重要性についても説いた。

 一方、「これまでの軌跡の中で、われわれはカルロ・アバルトが提唱したビジョンに忠実にあり続けました。つまり、高い性能のクルマを買い求めやすい価格で提供し、できる限り多くの方に乗ってもらうというものです。さまざまな595シリーズや124 スパイダーなどは俊敏性やエンジンサウンド、運転することで得られる大きな喜びといった部分で、これまで多くの名声をいただいてきました」と、アバルトブランドの基本コンセプトについてや、これまでリリースしてきたアバルトを象徴するモデルであるフェラーリとコラボレーションした「695 トリブートフェラーリ」、レース用のドグリングトランスミッションを搭載した「695 ビポスト」などを紹介。

 そして今回の695 リヴァーレについては「世界的にも有名なボートビルダーであるリーヴァの協力を得て製作されました。リーヴァの持つさまざまな価値観が、アバルトの根底にある上質、精緻なクラフトマンシップ、そしてレーシングスピリットから生まれた勝利にかけるあくなき渇望といった価値観と合致して実現しました」と、今回のコラボレーションが誕生した背景について語っている。