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レイズホイールファンが富士スピードウェイに集結 「RAYS FAN MEETING」で見つけたカッコイイマシンをチェック!

2025年4月20日 開催
レイズホイールのファンのためのイベント「RAYS FAN MEETING 2025」が富士スピードウェイで開催された。ポーズをとってくれたステージMCを務めた黒髪リリーさんは、レイズの本拠地である関西地区で活躍しているタレント

レイズホイールユーザー約700台が富士スピードウェイに集結

 アルミホイールメーカーのレイズは4月20日、富士スピードウェイで行なわれた「モーターファンフェスタ2025 in 富士スピードウェイ」内にて、レイズホイールを装着するユーザーを対象とした「2025 RAYS FAN MEETNG(レイズファンミーティング)」を開催した。

 このイベントは2022年より始まっていて、当初はレイズが「ユーザーはどんなものを欲しいと思っているのだろうか?」「カタログの情報だけで満足してもらえているのだろうか?」などと考えたことがきっかけ。もちろん東京オートサロンなどでもユーザーとの交流はあるし、ホイール展示もしているが、イベント中はお客さんも忙しいのでじっくり会話ができなかったり、イベントの趣旨や展示スペースの都合で展示できるホイールは新作が中心になったりしがち。

約700台がエントリーしたレイズファンミーティング。開場直後の時間こそ入場待機列ができていたが、スタッフの誘導が素早く、その後はスムーズに入場できていた
前日までは雨の予報もあったが、終日雨が降ることもなく、適度な曇り空だったので過ごしやすい1日となった

 そして「自社でやろう」と言う声が上がったのが、レイズユーザーを対象とした単独イベントのレイズファンミーティング。ほぼすべてのカタログ掲載モデルを展示して、Webやカタログでは伝わりにくい「カラー」を実際に目にするような、“レイズホイールをじっくり見られる場”である。また、ユーザーとレイズが直接会話できる場であるというのもおおいに意義があると考えているそうだ。

 そのほかにも、レイズファンミーティングは、ユーザーが自慢の愛車を披露できる場でもあるので、来場したクルマを見てまわることでも楽しめる。さらに、開催ごとに改善点を探し、翌年には修正することを続けることで、ユーザーがより楽しく快適に1日を過ごせる場となっている。

東京オートサロンなど屋内会場でスペースが限られるイベントとは異なり、広大なスペースにほぼすべてのラインアップを展示していた
新作ホイール、現行ホイールに混じって過去の名作ホイールも展示。「あのころ履いていた」「履きたかったけど当時は高くて買えなかった」など思い出話にも花が咲く
新作ホイール「ボルクレーシング CE28N-plus SL」は、CE28Nの剛性アップモデルを軽量化している
「TE37 SAGA-plus」の新カラーとなるブラックシャドウリミテッド。マットな質感で、スポークのロゴも切削の上からブラックのクリアで塗装
カラーの開発にも力を入れるレイズはひと口に「黒」といっても多くの種類がある。しかしWebなどでは違いが分かりにくいので、黒いホイールを集めて比較できるコーナーを設置。また、今回はホイールの購入相談ができる商談ブースも設けられていた
新しい技術の展示。レイズといえば設計から製造まで高度な技術を持つメーカーだが、ファンミーティングではあえてそうした難しいことを出さずに、楽しく見てまわれることを重視した構成となっていた
新技術の内容を紹介するボード。今回のポリッシュ仕上げは、従来の技術と比べるとより白い光を発することができるものだ。東京オートサロンでは屋内での光だったので、屋外で見るとまた違った雰囲気を醸し出す
オリジナルグッズも販売。アパレルや小物グッズなど多数アイテムを取りそろえていた
記念撮影スポットも用意
イベント恒例の好きなレイズホイールが1セット(1台分)もらえる抽選会も実施。しかも午前と午後の2回抽選を行なうという太っ腹
ホイール1台分が当選した参加者
午後の会の幸運なユーザー

レイズホイールを装着するレーシングカーを多数展示

 実際にSUPER GTやル・マン24時間レース、ドリフト大会D1GPに参戦するマシンが履いているホイールと一緒にマシンも展示。貴重なマシンを目の前で見ることができた。

会場にはレイズホイールを装着するレーシングカーも展示
SUPER GT GT300クラスの31号車。apr LC500h GT
装着ホイールはRRW-GT500 AF22
SUPER GT GT500クラスの23号車。MOTUL AUTECH Z
装着ホイールはRRW-GT500 AF22
トヨタ GR010 HYBRID ル・マン24時間レース優勝車
装着ホイールはRRW-LMH MF22
D1グランプリ参戦車。VERTEX elf LEXUS RC-V
装着ホイールはグラムライツ57FXZ
D1グランプリ参戦車。DUNLOP CUSCO SKYLINE
装着ホイールはグラムライツ57NR
レイズホイールを装着するデモカーも展示
同じくレイズホイールを履くミニバンや輸入車など
4WDなどアウトドアイメージでの展示
ボートトレーラーもレイズホイールを装着
ADROデモカー。トヨタ スープラ。TE37Vマーク2
Rmagicデモカー。マツダ ロードスター。TE37V-PRO
レイズデモカー。マツダ ロードスター。57IR
レイズデモカー。トヨタ GR86。CE28N-Plus
バリスデモカー。ホンダ シビックTYPE R。CE28N-PLUS SL
レイズデモカー。日産 フェアレディZ。TE37S-PLUS TIMEATTACK
FULL TECHデモカー。トヨタ GR86。57CRリミテッド
YRアドバンスデモカー。スバル WRX STI。 TE37 SAGA S-PLUS BUFF
イワショウデモカー。トヨタ クラウンクロスオーバー。VV27S
アリューシャンスピリッツデモカー。レクサス RX。VOUGE SE
XAS・8SPEEDデモカー。ゴルフ R。VV21S
アーティシャンスピリッツデモカー。レクサス LBX MORIZO RR。VMF L-01
アリューシャンスピリッツデモカー。レクサス LM。2×15R
レイズデモカー。トヨタ ハイエース。TEAM DAYTONA D9
トヨタ ランドクルーザー 250。A-LAP・05X
トヨタ ランドクルーザー 300GR。M8 Black Edition

2023年9月に就任した代表取締役社長 斯波翔太郎氏があいさつ

レイズ代表取締役社長 斯波翔太郎氏

 開会時間になると特設ステージにて開会式が行なわれた。開会式であいさつに立ったのはレイズ代表取締役社長 斯波翔太郎氏。

 斯波氏は開口一番に、朝のエントリー受け付けで長い列ができてしまったことを陳謝しつつ、レイズファンミーティングは開会ごとに反省点を探し、翌年の開催ではその点を修正するような運営を続けてきた。2024年は物販コーナーにて長い列ができてしまったことから、2025年は物販コーナーで待機列ができないようなシステムにしてきてきたと説明。

 ところが2025年は受け付けで長い列ができてしまったのだった。ファンミーティング、レイズファンのためのイベントなので、参加者に負担をかけたくない。そうした気持ちからの開口一番のお詫びであり、次回開催時は改善することをユーザーの前で約束した。

 続けて斯波氏はファンミーティングを開催する価値について話した。このイベントはレイズホイールを履くレイズファンが集まる場所であり、そこでファン同士の交流も生まれる。それはきっと楽しいことなので今後も続けていきたいと語った。また、エントリーについても募集枠がすぐに埋まってしまう状況のため、そのあたりについても何らかの改善をしていくとのことだった。

 そして新たに「RAYS FAN CLUB(仮)」が設立されることも斯波氏から発表された。内容については現在も練っている最中のようだが、イメージとしては、ポイント制だったり、何かイベントのときに特典があったりなどを考えているという。この「RAYS FAN CLUB(仮)」は先行登録が始まっているので、興味のある人は登録してみてほしい。

レイズファンクラブが始動。先行登録がスタートした
ステージではレイズがサポートするドリフトドライバーのトークショーも実施
来場者による投票で選ばれるアワードとして、3台が選出された。こちらはスバル レヴォーグ
装着ホイールはTE37 SAGA
アワード受賞車。スバル WRX STI
装着ホイールはボルクレーシングZE40
アワード受賞車。三菱自動車 デリカD:5
装着ホイールはチームデイトナFDX
社長賞として急きょ選ばれたのがこのスバル BRZ
海外専用モデルのボルクレーシングTE37 SAGAを履く
閉会式の記念撮影。最後まで雨は降らず、過ごしやすい環境の中、無事に閉会した

参加者の中で見つけたカッコイイマシンをチェック!

 レイズファンミーティングは2026年も開催される予定なので、レイズホイールを装着している人、これから購入を考えている人は、2026年の開催にエントリーしてみてはどうだろう。ここからは700台ほど集まった参加車両の中から、記者がカッコイイと思ったマシンを写真で紹介していく。今後のホイール選びの参考になれば幸いです。

ホンダ「シビックTYPE R」
スバル「BRZ」
マツダ「ロードスター」
スバル「WRX S4 STI Sport」
日産「ノート オーラ NISMO」
日産「フェアレディZ NISMO」
BMW「M2」
ホンダ「NSX」
日産「スカイライン」
トヨタ「GRヤリス」
トヨタ「ハイラックス」
トヨタ「カローラクロス」
スバル「フォレスター」
マツダ「CX-60」
日産「アリア」
日産「エクストレイル」
フォルクスワーゲン「ティグアン」
トヨタ「RAV4」
マツダ「MAZDA2」
マツダ「MAZDA3」
ホンダ「ステップワゴン」
日産「キャラバン」
ホンダ「N-VAN」
スズキ「ジムニー」
スズキ「ハスラー」
スズキ「スペーシア ベース」
三菱自動車「デリカミニ」
スズキ「アルトワークス」
ホンダ「N-ONE」
トヨタ「スターレット」
トヨタ「MR-S」
三菱自動車「ギャランVR-4」
日産「マーチ12SR」
トヨタ「カローラレビン」
トヨタ「セリカXX 2800GT」
日産「180SX」
トヨタ「MR-2」
トヨタ「TRD2000GT」
トヨタ「ヴィッツ」
三菱自動車「ミニキャブ」