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エーモン、走行中の振動やノイズを低減する「ショックレスリング」 M10ボルトに挟むことで振動を吸収して熱エネルギーに変換
2025年4月1日 19:01
- 2025年4月1日 発売
- 6枚入り:4280円
- 8枚入り:5680円
エーモンは4月1日、走行中の振動やノイズ等を低減し乗り心地を快適にする制振アイテムとして「SHOCKLESS RING(ショックレスリング)」を発売した。製品サイズは20×10.5×2mm(外径×内径×厚さ)、適合ボルトサイズはM10で、価格は6枚入りで4280円、8枚入りで5680円。
「ショックレスリング」の特徴は、特殊制振合金が振動を吸収し熱エネルギーに変換すること。ショックレスリングに採用している制振合金は、一般的な金属とは異なり原子の規則相と不規則相が存在して、それらの境目で結合が伸縮し力を吸収することで制振効果を得ることができるという。
サスペンションアッパーマウントに施工した測定値として、同社が実施した実車比較試験結果(一般道の同一ルートを50km/hで走行した場合の同一区間の計測)によると、路面凹凸通過時の突き上げによる振動が約40%減という結果を得たとしている。
エンジンルームで使用できる耐熱仕様で、500℃の環境下でも制振性能に影響がなく、エンジンルームなど高温になる箇所でも効果があり、主な施工箇所としては、シートやサスペンションアッパーマウントとなり、工具1つでカンタンに取り付けることができる。
同社では以前「静音計画 ロードノイズ低減プレート」を発売しており、ロードノイズ低減プレートは発売当初よりユーザーから高い評価を得ていたが、ブランド展開見直しのため2017年に販売を終了。
販売終了後も根強い人気があり、開発者も効果の高い素材を探していたところ、より微振動に対しての効果が高く、ハンドル・座席・足下から伝わる微振動を低減することができる素材の入手が可能となり、新たに「ショックレスリング」として発売することとなった。