トヨタ、「ランドクルーザー」をマイナーチェンジ

ランドクルーザー ZX（ホワイトパールクリスタルシャイン）

　トヨタ自動車は8月17日、SUV「ランドクルーザー」をマイナーチェンジして発売した。価格は472万8437円～682万5600円。

AX“Gセレクション”

AX

　今回のマイナーチェンジでは、エクステリアをはじめデザインを一新するとともに、衝突回避支援パッケージとしてトヨタ初採用の「Toyota Safety Sense P」を全車標準装備した。

「Toyota Safety Sense P」は、4つの先進安全機能をセットにしたもので、ミリ波レーダーと単眼カメラを用いて前方の車両や歩行者を検知して衝突回避支援や被害軽減を図る「歩行者検知機能付衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ」のほか、「レーダークルーズコントロール」「レーンディパーチャーアラート」「オートマチックハイビーム」を標準装備する。

LEDヘッドランプ（ハイ・ロービーム/オートレベリング機能付＋LEDクリアランスランプ）

　エクステリアでは、LEDヘッドランプを新採用したほか、フロントグリルやエンジンフード、リアコンビネーションランプ、アルミホイール（18インチ/20インチ）のデザイン変更を行った。インテリアでは、センタークラスター部にスイッチや表示類を集約して操作性を向上。オプティトロンメーターには6眼メーターを採用し、メーター中央には運転状況やナビゲーションと連携した情報を表示する4.2インチTFTカラー液晶画面を配置している。

ZX（内装色：ブラウン）

AX“Gセレクション”（内装色：ブラック）

6眼のオプティトロンメーターを採用

マルチインフォメーションディスプレイの表示例

マルチテレインセレクトのモード表示

路面によって走行モードを選択できる「マルチテレインセレクト」

　また、オプションとして設定する「マルチテレインモニター」には、まわりの安全を確認できる「パノラミックビュー」のほか、新機能として車両下の情報やタイヤ位置の確認が可能となる「アンダーフロアビュー」や、ディスプレイ上に地平線を水平表示することで、前方の路面形状や車両の傾きを直観的に確認することができる「フロントビュー回転表示」を世界初採用した。

車両下の情報やタイヤ位置の確認が可能となる「アンダーフロアビュー」

前方の路面形状や車両の傾きを直観的に確認することができる「フロントビュー回転表示」

　ボディーカラーは、新色の「カッパーブラウンマイカ」「ダークブルーマイカ」を追加し、全9色を設定。

ホワイトパールクリスタルシャイン

グレーメタリック

アティチュードブラックマイカ

ベージュマイカメタリック

ダークブルーマイカ

シルバーメタリック

ブラック

ダークレッドマイカメタリック

カッパーブラウンマイカ