ニュース
ホンダ、「N-ONE」ベースのEVは2025年登場へ 三部社長「今年出る予定でございます」
2025年5月20日 15:16
- 2025年5月20日 発表
本田技研工業は5月20日、同社取締役 代表執行役社長 三部敏宏氏が登壇する「2025 ビジネスアップデート」説明会を開催。2025年に投入を計画する「N-ONE」ベースのEV(電気自動車)など日本市場での電動化計画について、三部社長が言及した。
2023年に開催した「2023 ビジネスアップデート」では、日本市場において、2024年前半に「N-VAN」ベースの軽商用EVを発売。そして、2025年には「N-ONE」ベースのEV、2026年にはSUVタイプを含む小型EV2機種を発売することを明らかにしている。
2025ビジネスアップデートを踏まえた日本市場について、三部社長は「日本市場でございますけども、N-BOXが軽領域においてはナンバーワンを継続しておりまして、われわれの主力商品であります。それから、軽における電動化という意味で言うと、先日販売を開始した、N-VAN e:、それから、すでに発表しているN-ONEベースのEVというのも今年出る予定でございます」と計画通りであることを示した。
続けて、三部社長は「さらにはですね、日本市場としてあまり大きなEV等は、なかなか難しいだろうということで、少し小さい領域でのEV等もですね、今さらに計画をしておりまして、軽ということではなくて、やはりわれわれが今、日本市場で得意としているこの軽、それからAカテ、Bカテみたいなところですかね、その辺における電動化も促進しながら、引き続き小型車、軽領域というのは、日本市場におけるホンダのビジネスの基盤として支えていきたいということで考えております」と話した。
さらにグローバルモデルの投入も検討しているといい、三部社長「それに加えて、グローバルで展開してる例えばゼロシリーズ等も順次加えていき、少し今よりはですね、小さいクルマだけということではなくて、日本市場においても少しラインアップで戦えるような形、それをうまく電動化の流れを使いながら、今よりは膨らませていきたいというのが今の日本市場における基本戦略ということで、詳細は決まり次第、また皆さんにお伝えできると思いますけれども、現状そんな形で、ガソリンのクルマだけではなくて、電動化の計画も今着々と進めているところ」と説明した。