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インフィニティ、スポーツクーペ「Q60」を世界初公開

V型6気筒 3.0リッターツインターボと直列4気筒 2.0リッターターボを用意

2016年1月11日(現地時間)発表

「G35」「G37」(日本名:スカイラインクーペ)に続くモデル、インフィニティ「Q60」

 インフィニティ(日産自動車)は1月11日、2016年北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)でスポーツクーペ「Q60」を世界初公開した。Q60は、日本では「スカイラインクーペ」となる「G35」「G37」に続くモデルで、現地では夏頃の発売予定としている。

 公開された「Q60」のボディサイズ(ドアミラー付き)は、4683×1850×1385mm(全長×全幅×全高)と従来モデルよりワイド&ローとなり、ホイールベースは2850mm。エンジンは、直列4気筒 2.0リッターターボとV型6気筒 3.0リッターツインターボをラインアップ。トランスミッションはそれぞれ7速ATを組み合わせる。

 エンジンスペックは、直列4気筒2.0リッターターボが最高出力211PS(155kW)/5500rpm、最大トルク350Nm/1500rpmを発生。一方、V型6気筒3.0リッターツインターボは、最高出力304PS(224kW)/6400rpm、最大トルク400Nm/1600-5200rpmを発生するタイプと最高出力405PS(298kW)/6400rpm、最大トルク475Nm/1600-5200rpmを発生する2タイプを用意する。

 Q60は、3.7リッターエンジンを搭載していた従来モデルと比べ、ダウンサイジングエンジンにより燃費を向上させるとともに、第2世代の「ダイレクトアダプティブステアリング」を採用するなど操縦性能を高めた。

 インフィニティブランドの代表 ローランド・クルーガー氏は「インフィニティQ60は、その大胆なデザイン、次世代の乗り心地とハンドリング技術、強力なパワートレーンにより、新しい顧客を引き付けるとともにスポーツクーペにおけるインフィニティブランドの地位を確立する」とコメントした。

Q60パワートレーン
エンジン直列4気筒 2.0リッターターボV型6気筒 3.0リッターツインターボ(304PS)V型6気筒3.0リッターツインターボ(405PS)
排気量1.991L2.997L
最高出力211PS(155kW)/5500rpm304PS(224kW)/6400rpm405PS(298kW)/6400rpm
最大トルク350Nm/1500rpm400Nm/1600-5200rpm475Nm/1600-5200rpm
変速機7速AT
インフィニティ Q60

(編集部:椿山和雄)