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マツダ、低炭素ガソリン(E20)を使用した12号車「MAZDA SPIRIT RACING RS FUTURE CONCEPT」が富士24時間レースで実証走行

2025年6月2日 発表
「MAZDA SPIRIT RACING RS FUTURE CONCEPT(12号車)」

 マツダは6月2日、ENEOSが製造した「低炭素ガソリン(E20)」燃料を使用した「MAZDA SPIRIT RACING RS FUTURE CONCEPT(12号車)」が5月30日〜6月1日に開催されたスーパー耐久「ENEOSスーパー耐久シリーズ2025年Empowered by BRIDGESTONE」第3戦富士24時間レースにおいて、実証走行したと発表した。

カーボンニュートラル社会の実現に向けて、ST-Qクラスに参戦する自動車メーカー5社が想いを共有する"共挑"記者会見

 富士24時間レースの「ST-Q」クラスに参戦した12号車「MAZDA SPIRIT RACING RS FUTURE CONCEPT」は、決勝レースで500周を走行、総合27位、「ST-Q」クラス3位の成績を残した。

 ENEOSが製造した「低炭素ガソリン(E20)」は、ガソリンにバイオエタノールを約20%混合した低炭素燃料。海外では10%程度の混合燃料が普及しつつある状況において、20%の混合燃料の供給に向けて国内外での先行事例が求められている。

 マツダでは、同大会で行なわれた、ST-Qクラスに参戦する自動車メーカー5社がカーボンニュートラル社会の実現に向けて想いを共有する"共挑"記者会見に参加、「低炭素ガソリン(E20)」燃料をモータースポーツという厳しい使用環境において使用・評価し、ENEOSや参画する自動車メーカーと知見や課題を共有し、低炭素燃料普及への貢献を目指すとしている。