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ダイハツ、「タント」シリーズの国内累計販売台数300万台を達成

2025年6月9日 発表
タント ファンクロス

 ダイハツ工業は6月9日、同社が販売する軽自動車「タント」シリーズの国内累計販売台数が、2025年5月末時点で300万台を達成したと発表した。

 タントは、2003年の初代モデル発売以来、全高1700㎜以上の軽乗用車を指すスーパーハイト系という新ジャンルを開拓。

 2007年12月発売の2代目モデルでは、軽自動車初となる「ミラクルオープンドア」を採用し、子育て層からシニア層まで幅広いユーザーに好評のモデルとなった。

 2019年7月に発売した現行の4代目では、ダイハツの新世代のクルマづくり「DNGA(Daihatsu New Global Architecture)」を採用した第1弾モデルとして、大幅に機能と性能を進化。2022年には「タント ファンクロス」を追加し、アクティブ感とタフさを表現したスタイルや専用装備を採用したことで、広がるアウトドア志向のユーザーのニーズにも応えた。

 また、大開口のミラクルオープンドアを生かした「タント ウェルカムシートリフト」や「タント スローパー」などの福祉車両も用意、さまざまなユーザーの使い勝手を追求したモデルを展開している。

タント
タント カスタム

 タントシリーズの300万台達成に対して、同社では「今後もダイハツは、お客さまの生活を豊かにするモビリティ社会の実現を目指して、『モノづくり』と『コトづくり』の両輪で取り組んでまいります」とコメントしている。

主なタントの歴史

2003年11月:初代モデル発売(初のスーパーハイト系軽乗用車)
2007年12月:2代目モデル発売(ミラクルオープンドア採用)
2009年12月:「タント エグゼ」発売(すでに販売終了)
2011年10月:国内累計販売台数100万台達成
2013年10月:3代目モデル発売(スマートアシスト採用、外板樹脂パーツ採用拡大)
2017年10月:国内累計販売台数200万台達成
2019年 7月 :4代目モデル発売(DNGA第1弾)
2022年10月:マイナーチェンジ(タント ファンクロス追加)