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ボルボ、新型バッテリ駆動式ホイールローダー「L120 Electric」日本導入
2025年6月19日 17:59
- 2025年6月18日 発表
ボルボ・グループ・ジャパンは6月18日、バケット容量3.6m 2 クラス、20t級のバッテリ駆動式ホイールローダーの新型「L120 Electric」を日本国内にて発売した。日本販売代理店の山崎マシーナリーを通じて購入可能なほか、西尾レントオールでは順次レンタル開始を予定。
L120 Electricは、従来の同クラスのディーゼル駆動に匹敵するパワーを備えながら、環境性能を大幅に向上し、作業現場でも導入しやすく、低炭素・低騒音であり、ゼロエミッションの静音性に優れたモデル。バケット容量3.6m 2 の作業能力により、高い適応能力を発揮し、都市部のインフラ整備を支えるコンクリート・アスファルトプラント、製鉄所内作業から廃棄物処理・リサイクル施設、さらには農林業の現場、港湾施設や物流センターまで、幅広いシーンでの作業に対応する。
また、ディーゼル駆動機と比較してCO 2 の排出量を大幅に削減でき、エンジン関連部分がないことからメンテナンスコストを約30%削減でき、運用コストを抑えながら機械の稼働時間を増やすことで、生産性と収益性の向上に貢献する1台となっている。
なお、6月18日~21日に千葉県の幕張メッセで開催されている「CSPI-EXPO 2025 第7回 国際建設・測量展」に展示していて実車を確認できる。
L120 Electric技術仕様
・静止転倒荷重-フルターン:1万3000kg
・バケット容量:3.3~5.5mm 3
・操作重量:1万9700~2万1000kg
・掘削力:172kN
・電気モーター:PMSM
・定格出力:228kW
・バッテリタイプ:リチウムイオン電池
・バッテリ電圧:600V
・搭載バッテリ容量:282kWh
・使用可能バッテリ容量:268kWh
・DC充電容量:165kW
・急速充電(20%~80%):2時間で最大165kW
・目安作業時間(作業内容によって異なる):5~9時間
・タイヤサイズ:23.5R25

